【2025年】固定費の見直しで節約!賃貸向け火災保険を比較!

40代に入ると、これから先の人生設計をよりリアルに考えるようになりますよね。特にお金の面ではずっと不安がつきものです。そんな中で気になってくるのが固定費。独身の私にとっては、日々の固定費を抑えてできるだけ老後の備えや突然の出費へ備えたい…そう思ってマンションの更新に合わせて火災保険を見直してみることにしました。

今回は賃貸マンションの更新に合わせて、今の保険と比較するために、損保ジャパンの「THE 家財の保険」と「こくみん共済」をシミュレーション比較してました。

結果、私はこくみん共済に加入したのですが、こくみん共済って実はみんな意外と知らない穴場的な感じがします。今回は、良い固定費の見直しができました。ただ、マンションによっては指定の火災保険会社があり、勝手に変えられないこともあるので注意が必要です。

この記事では、私が実際に見積もりを取ってみてわかった火災保険を見直す際のポイントや、実際の比較結果、私が感じたメリット・デメリットを詳しくお伝えしていきます。少しでも固定費削減の参考にしてもらえたら嬉しいです。

目次

1.固定費の見直しはなぜ重要なのか?

40代独身だと老後の資金や万が一の備えのことを考えることが増えますよね。自分の身は自分で守らないと誰も助けてくれない…私もそんな気持ちが強くなってきました。月々の支出の中でも固定費は大きな割合を占めているため、ここを見直すことで少しでも老後の資金や万が一の備えに回すことができ、結果、将来の安心感につながります。

私はこれまで携帯料金やサブスク、保険料を見直してきて、正直、もう見直すところがないのではと考えていましたが、マンションの更新の通知が届き、火災保険がまだあったかー!と今回、見直してみることにしました。

更新時に自動で継続されることが多く、なんとなくのまま続けている人も多いのだと思いますが、念の為、管理会社に尋ねてみると火災保険は自由に選択ができると言うことでした。

そして、現在の保険プランと比較して各社の見積もりを取ってみると、金額の違いに驚きました。知らぬ間に、お金がなくなっていくとはこのことです。ぜひ皆さんも見直してみることをおすすめします。

2.火災保険も固定費の一つ。意外と知らない見直しのタイミング

火災保険というと、一度加入したら終わりと思っている方が多いのではないでしょうか。でも実は、火災保険も見直しが必要な固定費の一つ。保険期間が終わるタイミングだけでなく、引っ越しや家財の買い替えなど、ライフスタイルが変わった時も見直しどきです。たいてい、マンションの更新に合わせて2年ごとの更新が多いのではないでしょうか。

また私みたいな40代の独身女性は、必要以上の補償内容に入っていたり、逆に不足しているケースもあると思います。私の場合、家財の総額を改めて見積もり直したらなぜここまで高い補償いらないかもに入っていたの?と感じた部分がありました。また一番びっくりしたのは、必要だと思っていた補償がついていなかったことです。これでは本末転倒ですよね。

さらに今はネットで簡単に見積もりの比較ができる時代。まずは自分がどんな保険に入っているか、古い契約内容を見直すだけでも、年間数千円〜1万円近くの節約につながることもあります。

固定費を減らせばその分、貯蓄や万が一の時のお金に回せます。火災保険も「ただ入る」ではなく、今の自分に本当に必要な内容かを定期的に見直すことが大切ですね。

3.意外と知らない賃貸向け火災保険のこと

私も今回調べていて初めて知ったのですが、火災保険には

  • 持ち家向け
  • 賃貸向け

こちらの2種類があることをご存知ですか?

大手の取り扱う火災保険は一般的には「持ち家」用の保険が多いイメージです。賃貸は、建物に対しての火災保険はオーナー様が加入しており、そこを借りて暮らす人間は、家財に対して保険をかけます。

また、賃貸向け火災保険は地震による被害が含まれないものがほとんどなのです。

私も今回見直して、これが一番驚きました。首都圏直下型地震が来るとか言われているのに、まさか地震保険がついていなかったなんて…

そして、地震保険は単独では加入できず、火災保険に付随する形でしか加入できないのです。

そのため、今回は賃貸向け火災保険の中でも、地震による被害を含む損保ジャパンの「THE 家財の保険」と穴場の「こくみん共済」を比較することに決めました。

4.「こくみん共済」ってどんな保険?基本情報をチェック

皆さん、共済制度って知っていますか?共済制度とは組合員の協同救済=相互扶助のことです。つまり組合員がお金を出し合って、お互いを助け合う仕組みです。

実はこの共済は県民共済、JA共済、こくみん共済などさまざまな共済制度があり、今回、私がシミュレーションしたのが「こくみん共済」の火災保険です。

「こくみん共済」は、全労済が提供する共済型の保険で、こちらも基本的な火災・落雷・風災などに対応しています。

共済は補償が少ないのでは?と思いがちですが、必要最低限をしっかりカバーしていて、かつ保険料が割安なのが特徴です。

どちらも家財専用のプランがあるため、賃貸暮らしの私にも合っていると感じました。

特に家財の口数を自分で選べるのも魅力的でした。私のマンションは火災保険の義務があるため、今ついている補償と同等の補償をつけて、値段を比較することで、自分に合った必要十分な補償内容を選ぶコツがわかってきました。

5.現在の自分の補償を知る。

現在、自分がどの保険に入っていて、何かあった場合にどんな補償を得られるか把握していますか?

私も今回、初めて知りました。

  • 家財保険300万円
  • 修理費用100万円
  • 借家人賠償責任 1,000万円
  • 個人賠償責任 1,000万円

こんな内容でした。

家財保険は家財が対象、修理費用は偶然な事故により借りている戸室に損害を与えた場合の補償、

借家人賠償責任とは、 火災、破裂・爆発、水ぬれの事故によって借用中の建物に損害を与え、貸主に対して法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金等に対する保険金です。

個人賠償責任とは個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険で、自動車保険などに加入している方の場合、すでに入っている可能性もあるので、確認をすることをおすすめします。

そして地震による被害はついていない…自分が入っている保険の内容を知らなかったと言うのが、まず私が自分自身で反省をしたことです。これがわからないと比較もできないですし、まずはここをきちんと理解することをおすすめします。

6.保険料を比較!月額・年額の違いを知って選ぶ

火災保険を選ぶときに一番気になるのは、やはりいくらかかるのかという保険料ですよね。私が調べたところ、今加入している保険と「THE 家財の保険」と「こくみん共済」では、月額・年額の保険料にそれなりの差がありました。

今の保険は補償内容が手厚い分、2年で約18,000円ほど。ただ、これは地震による被害が含まれません。

一方、「THE 家財の保険」は2年間で17,760円こくみん共済はシンプルな補償設計で安価なため、2年額で約12,400円という結果に。やはりこくみん共済が割安でした。

必要のない補償を外して保険料を抑えたりせずとも現在の補償金額とほぼ同等で安いのは嬉しいですね。

ただ「THE 家財の保険」は内容はとても充実していて、借家人賠償責任保険の金額も3,000万と、こくみん共済の1,000万円を大きく上回ることは魅力的でした。ただ、3,000万円も必要なのかと言う点と、個人賠償責任保険は別で加入しないといけない点から、結果こくみん共済を選択しました。

7.こくみん共済はわかりやすい。一度シミュレーションをしてみて!

「こくみん共済」を比較してみて感じたのは、とにかくわかりやすい設計です。

家財の金額を選択すると、必然的に口数が決まります。その口数に対して、木造や鉄筋コンクリートなど掛け金が決まります。

そして火災保険なのか、地震を含む自然災害なのかを選択し、借家人賠償責任保険や個人賠償責任保険を付けるか付けないかで最終的な掛け金が決まります。

住んでいる地域や住環境、自分の持ち物に合わせて必要・不要を見極めることが、保険料の最適化につながります。

何があれば安心できるかを基準に考えると、不要を削ぎ落としつつ、本当に必要なものにお金をかけるという選択ができるのです。見直しは「無駄を省く」だけでなく、「自分に必要なものを選び取る」作業でもあります。

8.免責金額や特約の違いも要チェック!思わぬ落とし穴に注意

保険内容を比べる中で見落としがちなのが免責金額や特約オプションです。

私は今加入している保険より、補償を落としたくなかったのですが、本当にこれは必要かと言うものもいくつかありました。

免責金額とは、事故があった際に自己負担しなければならない金額のこと。THE 保険は免責ゼロ~5万円程度のプランが選べるのに対し、こくみん共済は基本的に免責ゼロでした。何かあった場合にお金を払いたくないですよね。ここもこくみん共済を選んだひとつのポイントでした。

免責金額や特約は保険料に影響するだけでなく、いざという時の補償内容にも直結します。40代女性が固定費の見直しをする際には、金額だけでなく「補償がどこまで必要か」を冷静に見極めることが大切です。

9.見直してみたら、年間でいくら節約できた?私の場合

今回の見直しで私がどれくらい節約できたかというと、2年間で約6,000円ほどでした。

「たったそれだけ?」と思う方もいるかもしれませんが、固定費は毎年かかるお金。6,000円×5回更新なら3万円の節約です。さらに余分な補償にお金を払っていたという心理的な負担も減りますね。

固定費は一度見直すと長期間の節約につながる点がポイントです。節約できたお金は貯金に回してもいいし、万が一の備えにするのも良いですね。

見直し前は保険なんてどこも同じだろうと思っていましたが、実際に調べて比較してみることで少しでも無駄にお金を払っていた部分が見えてきたので、結果得しました。もうこれで固定費の見直しは、十分かなと思います。

10.見直しはいつ?火災保険を見直すタイミングと注意点

火災保険っていつ見直せばいいの?と疑問に思う方もいるかもしれません。火災保険の見直しは、基本的に契約更新時がベストタイミングです。更新通知が届いたときにはぜひ、他社の見積もりを取ってみることをおすすめします。

また、更新時以外でも引っ越しやリフォーム、家財の大幅な買い替えをしたタイミングでも見直すべきです。今回、私も自覚しましたが、まず、自分の入っている保険の補償内容を把握していなかったのが、一番まずいですね。古い契約書を引っ張り出してきて「あれ、こんな内容だったんだ」と驚きました。

特に40代女性はいざという時に自分を守る備えとして保険の側面だけではなく、必要以上にお金をかけていないかの視点も非常に重要だと感じました。見直しの際には補償内容だけでなく、免責金額や特約の有無も忘れずに確認してください。

まとめ:自分に合った保険に入ることが大事!

火災保険の見直しは、固定費を削減する上で、忘れられている可能性が高い項目だと思います。今回は「新家財総合保険」と「こくみん共済」の火災保険を比較しましたが、特に40代で独身の私にとってはこくみん共済で十分だなと感じる部分が多く、自分に適切な補償内容や適正な保険料も把握することができました。

年間数千円とはいえ、節約は節約です。無駄なお金は払いたくないですし、その分を貯蓄や緊急時資金に回すこともできます。

固定費の見直しは面倒と感じるかもしれませんが、一度取り組めば家計を助けてくれるものだと思います。1万円でも浮いたら嬉しいですよね。

皆さんもぜひ自分に必要な補償を見極めて、無駄なく、でもしっかりと備えてみてはいかがでしょうか。

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