もうすぐ参議院議員選挙ですね。
正直、選挙には全く興味がなかったのですが、やはり年齢を重ねてくるとありとあらゆるところで選挙の話が出て、話題についていけない時があります。
そもそも衆議院と参議院があることくらいは知っているレベルの薄知識。今さら人に聞くのも恥ずかしいですし、このまま知らないで突き通すのも恥ずかしいので、この機会に調べてみることにしました。
選挙に興味がある方もない方も、今の政治に不信感を持っている人は多いのではないでしょうか。
働いても働いても税金で持っていかれ、買い物では消費税を引かれ、先月届いた住民税も打撃を受ける始末。物価は上がっているのに、給料は上がらない。誰がこんな国にしたのか…
国会で寝ているだけで2,000万円以上もらえる国会議員を選んだのは、私たち国民なんですよね。
腹たつー!ということで選挙に興味が湧いてきたこともあり、この機会にしっかり調べてちゃんと投票に行こうと思います。
衆議院と参議院の違いは?
そもそも衆議院と参議院って何が違うのかという小学生レベルからきちんと調べてみました。
総選挙とは、衆議院議員の全員を選ぶために行われる選挙のことです。小選挙区選挙と比例代表選挙が、同じ投票日に行われます。総選挙は、衆議院議員の任期満了(4年)によるものと、衆議院の解散によって行われるものの2つに分けられます。
衆議院議員の定数は465人で、うち289人が小選挙区選出議員、176人が比例代表選出議員です。”総務省HPより”
衆議院選挙は任期が4年。この任期満了もしくは衆議院の解散により選挙。
選挙には小選挙区と比例代表がある。
参議院選挙は参議院議員の半数を選ぶための選挙です。
参議院に解散はありませんから、常に任期満了(6年)によるものだけです。ただし、参議院議員は3年ごとに半数が入れ替わるよう憲法で定められていますので、3年に1回、定数の半分を選ぶことになるのです。
参議院議員の定数は248人で、うち100人が比例代表選出議員、148人が選挙区選出議員です。”総務省HPより”
参議院選挙は任期が6年。3年ごとに半数入れ替えのため、3年に1回選挙。
選挙は比例代表選出と選挙区選出がある。
なんとなく覚えていたことが思い出されてきました。
投票できる人とは?
投票できる人とは、日本国籍を持つ18歳以上の方。日本国籍を持つ18歳以上の方は全員、有権者で選挙権について参政権があるということです。
選挙に行かない人が増えているそうですが、選挙は国民の権利。選挙に行かないとですね。
小選挙区(衆議院選挙)と選挙区(参議院選挙)の違い
小選挙区とは衆議院選挙の時に使われる制度です。全国を289の小さな選挙区に分けて、それぞれで1人だけを選びます。これは皆さん馴染みがあるのではないでしょうか?よく「〇〇(都道府県名)●区」のような言い方をしますよね。
この小選挙区は大政党が有利になる傾向にあるそうです。
それに比べて参議院選挙の時に使われる選挙区とは、各都道府県が「選挙区」になり、都道府県ごとに定数が異なり、複数人が当選する仕組みです。例えば東京都選挙区は定数6名なので、上位6人が当選できます。A党2人、B党2人、C党1人、無所属1人が当選みたいなイメージです。
- 小選挙区は1人を選ぶ
- 選挙区はどこで選ばれるか(地域)という地理的な単位
と覚えていればよさそうです。
比例代表ってなに?
一番、訳がわからないのが比例代表ではないでしょうか?
はい、意味不明です。
比例代表とは、政党の得票数に応じて、議席を分ける仕組みだそうです。つまり、人気の政党で議席を分けるイメージです。
投票の時に、比例代表の候補者の個人名もしくは政党名を書きます。
そして選出の仕方は、
①政党ごとに全国単位で票を集計する
→ 自民党が30%、立憲民主党が20%、維新が15%など
②全体の得票割合に応じて議席数を分ける
→ 50議席ある場合、自民党が30%取れば約15議席を獲得
③当選する人は、政党が出した名簿の順位などで決まる
→ 政党が候補者を記載した名簿を提出、得票数や優先順位で当選者が決まる
こんな仕組みで決まっていくそうです。比例代表は政党への応援投票みたいなイメージです。
投票に行く前に調べること
テレビなどでも選挙前は候補者の討論などで盛り上がります。
でもやはりパフォーマンスのうまい手練ればかりなので、なんとなくの印象で決めていませんか?
私も今までの選挙は顔とか清潔感とかで決めていた部分があります。
でも、やはり選挙前には各政党の公式サイトでマニフェスト(公約)を確認するようにした方が良いそうです。
確かに明記している文章を見た方が、この人がどんな政治を目指しているのかはわかりそうです。
また最近はSNSアカウントで発信している政党もあります。
今、日本がどのような状況にあり、何が危機なのか、優先順位は何なのか、
こういうことをしっかりと発信している政党に入れたいなと思いました。
私の中の希望はやはり減税。
高校無償化とかで独身税を負担させるような政党には絶対に入れたくないですね。
関係なさそうで実はとても重要な選挙。
今回は必ず行きたいと思っています。