転職エージェントへ登録して、実際に職務経歴書や自己PRを書くときに
💡 「自分の強みや価値観が分からない…」
💡 「本当にやりたいことが見つからない…」
💡 「何て書いたら良いかわからない…」
こんな悩みを抱えていませんか?
改めて自己分析をしてみる機会はあまりないので、考えれば考えるほど、マイナス面を思い出してしまうこともあるでしょう。
自己分析は、自分を深く理解し、より良いキャリアや人生の選択をするための重要なプロセス です。
本記事では、効果的な自己分析の方法を6つのステップに分けて紹介します!
自己分析とは?なぜ重要なのか?
自己分析とは、自分の強み・弱み・興味・価値観を明確にするプロセス のことです。
自己分析をするメリットは次のことが挙げられます。
✅ 自分に合った仕事・キャリアの方向性が見えてくる
✅ 面接や履歴書で説得力のある自己PRができる
✅ 自分の本当に大切にしたいことが分かる
自己分析を深めることで、理想の働き方や生き方を実現しやすくなります✨!
📝 自己分析の6つのステップ
それでは、具体的な方法を見ていきましょう!
過去の経験を振り返る
まずは、これまでの経験を振り返り、自分がどんなことに向いているのかを探ります。
💡 チェックポイント
✅ 成功体験 → どんな場面で成果を出し、どんな能力を発揮したか?
✅ 失敗体験 → どんな課題に直面し、どう乗り越えたか?
✅ 喜びを感じた瞬間 → どんな仕事や活動が楽しく、やりがいを感じたか?
特にこちらの項目は私の経験ですが、実際に面接でもよく聞かれた項目です。
いきなり聞かれて戸惑わないためにも、あらかじめいくつか準備をしておくと良いと思います。
📌 例
「前職でのプロジェクトマネジメント経験が楽しかった。チームをまとめ、成果を出すのが得意かもしれない!」
🔹 ポイント
✔ 過去の出来事を書き出し、自分の傾向を見つける
✔ 成功だけでなく、失敗からの学びも整理する
成功だけ話すよりは、その時、どんな課題に直面し、どんな風に乗り越えたかを具体的なエピソードとともにお伝えすると深みが出ると思います。
実際に私も考えてみましたが、苦労したことを思い出すと意外とストーリーが作りやすいと思います。
あの時、あんな苦労をしたな…
一体何が原因で苦労をしたんだろう。
どうやって乗り越えたんだろう。
この経験が後にどう活かされたんだっけ?
40代は職歴も長いため、こんな風に考えて書き出していくと、意外とたくさん出てくるものです。
3〜4つ書き出しておくと、面接官が変わっても対応できるので、まずはノートに書き出してみましょう。
自分の強みと弱みを洗い出す
次に、自分の得意なこと・苦手なことを明確にしましょう!
💡 チェックポイント
✅ 強み → 得意なこと、周囲からよく評価されること、自然にできること
✅ 弱み → 苦手なこと、ストレスを感じること、改善が必要な部分
弱みはすぐに出てくるのですが、特に強みって自分ではよくわからないことが多いです。
でも意外と人に頼まれたことやお礼を言われたことを思い返していくと、自分が得意とすることが見えてきます。
私の場合、調べたり、まとめたりすることをよくお願いされていました。
一度興味を持ったらとことん調べる性格なので、これが自分の強みだと自覚できました。
下の例は実際に私がノートに書いた項目です。
📌 例
✔ 強み:「論理的思考が得意で、複雑な問題を整理するのが得意」
✔ 弱み:「細かい作業が苦手で、ミスをしやすい」
さらに加えて、自分の強みがどんなことに活かされるかまで話せると、面接でも困らないと思います。
「私の強みは、プロジェクトや協議を始める前のリサーチや内容整理、ミーティング資料の準備などに活用できると考えます。」
という感じで、実際に自分の強みがどんなことに活かされるかも併せて考えてみましょう。
🔹 ポイント
✔ 他人からのフィードバックを活用すると客観的な強みが分かる
✔ 「強みを伸ばし、弱みを補う」意識を持つ
興味や価値観を明確にする
「好きなこと・大切にしたいこと」は、キャリア選択に大きく影響します!
これも強みと類似しておりますが、できれば好きなことを仕事にしたいですよね。
入りたい企業、やりたい職種を明確にするにも自分の価値観マップを作ることはとても重要です。
💡 チェックポイント
✅ どんな仕事や活動に興味があるか?
✅ 仕事や人生で何を大切にしたいか?(例:成長、人とのつながり、安定性など)
以下は、私のメモです。
📌 例
✔ 「人の成長をサポートすることに興味がある」
✔ 「創造的な仕事を通じて自己表現したい」
私は自分が前に出るより、人をアシストすることが好きです。
マネジメント経験を重ねたいという思いがあったので、
「人の成長をサポートすることに興味があるため、マネジメント職に就き、チーム全体の成長を図りたいです。」
こんな風に伝えることができました。
みなさんも自分が好きなことと、それに結びつく仕事は何かを考えて、面接に臨むことをおすすめします。
🔹 ポイント
✔ 「好きなこと」「やりたいこと」を書き出し、共通点を探す
✔ 興味があることを深掘りし、自分の価値観を明確にする
自分のパーソナリティや行動スタイルを理解する
「自分の性格を2分で話してください。」
営業時代にこんなことをよく朝礼で言わされました(笑)
でもこの経験ってとても大事だったなと今は思います。
新しい職場に行く時も必ず自己紹介の場に直面するので、自分を理解しておくことはとても重要です。
また、自身の性格や行動の特徴を把握すると、どんな職場環境や仕事が向いているのかが分かります。
まずは箇条書きで良いので、自分の性格や行動を書き出してみましょう。
最近流行りのMBTI診断は参考になると思います。
書けないという方はまず、この診断をやってみると良いかもしれません。
💡 チェックポイント
✅ 自分の性格や行動の特徴を整理する(外向的・内向的、論理的・感覚的など。)
✅ 自己分析ツールを活用する(MBTI、DISC、ストレングスファインダーなど)
📌 例
✔ 「チームで協力するより、一人で集中する方が好き」
✔ 「新しいアイデアを考えるのが得意だが、実行には時間がかかる」
ちなみに私は、内向的、論理的でせっかち、職人肌な人間だと自覚しております。
まずは己を知ることから始めましょう。
🔹 ポイント
✔ 自己分析ツールを使って客観的に分析する
✔ 自分に合った働き方を見つける材料にする
他者からのフィードバックを活用する
これまで紹介したポイントは全て自分軸での考え方でした。
次は自分の知らない自分=他人から見た自分について考えましょう。
意外と自分では気づかない強みや気づきがあるかもしれません!
💡 チェックポイント
✅ 友人、同僚、家族に「自分の強みや特徴」について尋ねる
✅ 自分では気づかない長所を発見する
📌 質問例
✔ 「私の強みって何だと思う?」
✔ 「仕事でどんな部分が評価されている?」
私も実際に転職を考えている旨を親友に伝え、自分の強みを回答してもらいました。
- 旅行の計画や飲み会のセッティングなど全て任せられる。
- 周りの友人との調整がうまく、立ち回りも得意。
- 周りの誰よりもしっかりしている感が強い。(でもその分、無理していないかが心配)
- 専門家かと思うくらいリサーチ力がハンパない。
- とりあえずわからないことがあれば一番最初に聞く存在
- お母さんみたいな懐の大きさがある
など、嬉しくて泣きそうでした(笑)
これらを実際に仕事にどう活かせるかも併せて伝えることが大切です。
「仕事以外にプライベートでも旅行の計画や飲み会のセッティングなどをよく任せられていたので、
プロジェクト全体のスケジュール作成や会議日程の調整などは自分の得意とするとこです。」
など、実際にできそうな自己PRにつなげることができます。
🔹 ポイント
✔ 周りの意見を取り入れることで、より正確な自己分析ができる
✔ 特に仕事での評価を参考にする
自己分析は定期的に行う
自己分析は、成長や環境の変化に合わせて定期的に見直すことが重要 です。
経験はどんどんアップデートされていきますので、その都度、自分にできることや強みが増えていくと思います。
自己分析も定期的に見直すことで、新しい学びや気づきが増えていきます。
💡 チェックポイント
✅ 3ヶ月~半年に一度、自分の状況や考えを振り返る
✅ 新しい経験やスキルの習得を記録し、アップデートする
これは転職後、部署異動の希望を出す時にも使えます。
また、自分を知ることで今後のキャリアやステップアップの大きな土台になると思います。
副業などを始める際にも役立つと思いますので、定期的に振り返り、分析することをおすすめします。
🔹 ポイント
✔ 日記やメモを活用し、定期的に振り返る
✔ 新しい気づきを積極的に取り入れる
自己分析のまとめ
「自分の強みや価値観が分からない…」「本当にやりたいことが見つからない…」「何て書いたら良いかわからない…」
上記の方法で自分を分析してみると、悩みが少し解消できると思います。
✅ 過去の経験を振り返る → 成功・失敗・やりがいを分析
✅ 強みと弱みを整理する → 自分の特性を理解
✅ 興味や価値観を明確にする → 仕事や人生の方向性を決める
✅ パーソナリティを知る → どの環境が合うかを把握
✅ 他者のフィードバックを活用する → 客観的な視点を得る
✅ 定期的に見直す → 成長に合わせてアップデート
自己分析を深めることで、自分の強みや価値観を明確にし、より充実したキャリアや人生を築くことができます✨!
まずは紙に書き出すことからスタート してみましょう😊!
