カブアンドのメリット・デメリット|実際にやってみた結果

少し前から話題になっている「カブアンド」をご存知でしょうか。これは、ZOZOTOWNを設立した前澤友作氏が立ち上げた新しいサービスです。電気代やガス料金、スマホ代などの毎日の生活費を支払うだけで、ポイントではなく、株の引換券がもらえます。

私はYouTubeのマネーの虎を見て興味を持ち、賛否両論はあるようでしたが、国民のマネーリテラシーの向上を目指す前澤さんに賛同する気持ちで始めることにしました。

さくら

この記事はこんな方におすすめです。
・カブアンドのサービスが気になる方。
・投資初心者で何から手をつけていいのかわからない方
・投資をこれから始めてみたい方。
・電気やガスを変えることに抵抗がない方。
・ふるさと納税をしたい方

私はこれから先がとても楽しみです。気になっている方はぜひ、ご覧ください。

目次

カブアンドって何?

カブアンドのサービス概要

カブアンドは、電気、ガス、スマホ、インターネットといったサービスを利用することで、株の引換券がもらえるサービスです。具体的には、提携している電力会社やガス会社、通信サービスに切り替えることで、ポイントではなく株の引換券がもらえる仕組みです。この引換券を株式に交換することで、新たにお金を投じることなく、日常の固定費がそのまま資産形成につながるという仕組みです。

この話を聞いた時、新たにお金で株を買わずとも、通常払っている電気代が株になるなら良くない?と私は感じました。

カブアンドの申し込み方法と流れ

カブアンドの利用開始までの流れは非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。まず、公式サイトから会員登録を行います。メールアドレスと基本的な情報を入力するだけで、一般的なアプリ登録と変わらない手軽さです。

登録後、マイページから提携サービスの一覧を確認し、切り替えたいサービスを選択します。私の場合は、まず電力会社とガス会社を切り替えました。提携している新電力サービスの中から希望のプランを選び、契約手続きはすべてオンラインで完結します。切り替えにかかる期間は、およそ2週間程度が目安です。面倒な書類の郵送などは一切不要で、毎月の電気料金もアプリで手軽に確認できます。

また、カブアンドではポイント2倍などのように、定期的に株の引換券が割増になるキャンペーンを実施しています。公式LINEに登録しておくと、最新情報やキャンペーンのお知らせが届くため、お得に始めるチャンスを逃しません。前澤氏が「目論見書をしっかり読んでほしい」と語っているように、投資初心者でも安心して始められるよう、情報開示にも力を入れています。

株引換券について

カブアンドでもらえるのは「株引換券」です。ある一定の期間で株引換券を株式に交換することができます。未公開株とは、まだ証券取引所に上場していない企業の株式のことです。

私も先日、第1回目の株引換を終えました。当初予定されていた発行価格が変更になることもありますが、これは未公開株ならではの特性であり、将来的な価値は未知数です。しかし、新たに資金を投じるわけではないため、リスクは限定的であると考えることができます。

カブアンドのメリットとは?

私がカブアンドを実際に利用して、特に魅力的だと感じたメリットは複数あります。

電気代やガス料金の節約可能性

カブアンドの大きなメリットの一つは、電気代が安くなる可能性があることです。私の場合、楽天でんきを利用していましたが、カブアンドに切り替えた結果、電気代が明らかに安くなりました。ガス料金は同程度でしたが、固定費の削減は家計にとって大きな助けとなります。ただし、これは利用者の状況や元の契約内容によって異なるため、予め比較、検討をおすすめします。

カブアンドの魅力

カブアンドは、NISAやiDeCo以外の投資を考えている方、投資に興味はあるもののリスクが怖いと感じている方に最適な選択肢です。投資というと、株式口座の開設や株価のチェックなど、専門的な知識や手間が必要だと考えがちですが、カブアンドの場合は、電気やガスなどの支払い先を変えるだけで、自然と資産形成が始められます。

新たに資金を準備する必要がなく、毎月支払う固定費が株の引換券に変わるため、「資産が減る」という感覚がありません。最悪、株式に価値がつかなくても、日々の生活費を支払っただけなので、精神的な負担が少ないのが魅力です。無理なくコツコツと積み上げられるスタイルは、長期的な資産形成を目指す上で非常に有効です。

他社との料金比較とお得な選択肢

カブアンドを利用する際は、現在利用している電力会社やガス会社、通信サービスとの料金比較を慎重に行うことが重要です。私のように電気代が安くなるケースもありますが、逆に高くなる可能性もゼロではありません。

カブアンドのウェブサイトでサービス内容を確認し、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、株の引換券を得ながら固定費の節約も期待できます。また、定期的に実施されるキャンペーンを利用することで、よりお得にサービスを開始できるチャンスもあります。

カブアンドのデメリットとは?

カブアンドには多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点もあります。

怪しいとされる理由とは?

カブアンドが「怪しい」とされる理由の一つに、未公開株という特性が挙げられます。未公開株は、まだ証券取引所に上場していないため、一般的な株式のように簡単に売買して現金化することができません。また、将来的にその株が価値を持つかどうかの保証がないことも、不透明感につながる要因です。

しかし、これは未公開株の性質によるものであり、サービスそのものが怪しいわけではありません。新たに資金を投じる必要がなく、あくまで日常の固定費が対象であるため、リスクは限定的であると理解することが重要です。

契約と解約の時には要注意

カブアンドの提携サービスの選択肢は、現時点では限られている場合があります。私のように、希望するモバイルプランがなかったというケースも考えられます。そのため、現在利用しているサービスの品質や料金がカブアンドに切り替えた場合に良くなるのかを、事前に比較検討が必要です。

また、契約後の解約については、提携サービスの契約条件に準じることになります。特別な手続きは不要な場合が多いですが、念のため事前に確認しておくことが望ましいでしょう。

リスクや潜在的な問題点

カブアンドの最大の注意点は、未公開株の流動性リスクと将来の経済状況による価値変動です。未公開株は、上場されていないため、すぐに現金化したいと思っても難しい場合があります。また、企業の成長や経済状況によっては、将来的に株の価値が上がらない可能性もゼロではありません。

しかし、私はこのリスクを限定的だと考えています。なぜなら、カブアンドは新たに資金を準備して始める必要がなく、毎月支払う固定費が対象だからです。もし未公開株の価値が上がらなくても、日々の生活費を支払っただけなので、大きな損失にはなりません。

カブアンドの実際の口コミ

カブアンドの実際の評判や体験談は、サービスを検討する上で非常に参考になります。

ユーザーの評判と体験談

SNS上では、カブアンドに対する賛否両論の意見が見られます。批判的な声がある一方で、「もっと早く始めればよかった」という肯定的な意見も多く存在します。私自身は投資初心者ですが、現時点では電気代が下がったことでメリットを享受できており、サービスに満足しています。

サービス利用者の具体的な節約額

私の場合、カブアンドの電気に切り替えたことで、電気代が明らかに安くなりました。具体的な節約額は各家庭の電力使用量や元の契約内容によって異なりますが、固定費の削減は多くの利用者にとって大きな魅力となっています。ガス料金については、私の場合は大きな変化はありませんでした。

カブアンドの魅力

カブアンドの魅力は、単なる節約だけでなく、日常の支払いが資産形成につながるという新しい体験にあります。私は、公式LINEから届くメッセージを通じて、自分がプロジェクトに参加しているような感覚を得ており、これがサービスへの愛着につながっています。目論見書を読み込む経験も、投資初心者にとって新たな経験となっています。

カブアンドを利用する前に確認すべき注意点

利用前にいくつかのポイントを意識し確認することで、より納得して利用することができます。

供給エリアの確認

ガス会社などは、供給エリアが限定されている場合があります。また、エリアによってサービス品質や保証内容が異なる可能性も考慮に入れる必要があります。公式サイトで自分の居住エリアが対象となっているか、既存サービスとの違いなど事前に確認しましょう。

使い方や契約条件のギャップ

安易に「株がもらえる」という点に飛びつくのではなく、自分の生活に合った電力プランや通信プランを慎重に検討することが重要です。現在利用しているサービスとの比較を綿密に行い、料金が高くなるようであれば、無理に切り替える必要はありません。固定費を抑えることは、特に家計に余裕がない方にとっては非常に重要なポイントです。

カブアンドの始め方

カブアンドのサービスは魅力的ですが、無理して全てを提携サービスに変える必要はありません。まずは電力会社1社からなど、小さなステップで始めることをおすすめします。そして、最新情報やキャンペーン内容を常にチェックし、自分にとって最適なタイミングで決断することが大切です。私のように公式LINEに登録しておくと、お得な情報を見逃さずに済みます。

カブアンドの今後の展望と人気の理由

カブアンドは、株がもらえるだけのサービスに留まらず、新しい経済圏の構築を目指していると思います。

将来的なサービスの拡充予定

現在、カブアンドは電気、ガス、通信といった生活に欠かせないインフラを中心に展開していますが、今後は水道、保険、エンタメ、サブスクなど、幅広い分野への提携拡大が期待されています。個人的な思いですが、私は特に、国産のSNSプラットフォームの登場に期待を寄せています。現時点で国産のSNSプラットフォームはニコ生くらいしかありません。日本に対する熱い思いがある前澤社長だからこそ、ぜひカブアンドでここの開発をしてくれたら嬉しいです。また私たちの日常生活そのものがカブアンド経済圏に組み込まれ、生活費を通じて自然に資産が増える仕組みができあがれば、非常に強力なサービスとなるでしょう。

前澤友作社長のビジョンと事業展開

ZOZOTOWNを設立し、宇宙旅行や社会貢献活動など、話題に事欠かない前澤友作氏が手掛けるカブアンドは、そのブランド力も大きな魅力です。前澤氏の「国民のマネーリテラシー向上」というビジョンに賛同し、安心してサービスを始めることができたという声も多く聞かれます。日本ファーストの情報発信も活発で、多くの人々が注目する前澤氏が始めた会社だからこそ、信頼感を持って利用できるという側面も大きいでしょう。

カブアンドの市場での位置づけと成長可能性

カブアンドは、楽天経済圏やPayPay経済圏といった既存の大手経済圏とは異なる、「生活インフラ+株式」を軸とした独自の経済圏を形成しつつあります。先日届いた真っ赤なクレジットカードも、この経済圏を拡大していく第一歩だと考えられます。

真っ赤なクレジットカード

現時点では未公開株というリスク要素は残りますが、これが将来上場を果たせば、楽天ポイントやPayPayボーナスのような分かりやすい利益となり、経済圏としての競争力が一気に高まる可能性があります。カブアンドは、単なる一サービスにとどまらず、後の日本の資産形成の新しい形として注目すべき存在であり、その成長可能性は非常に大きいと言えるでしょう。

初心者でも試す価値はある!私の結論

カブアンドは、投資初心者にとって無理なく始められる資産形成の第一歩として、非常に価値のあるサービスだと感じています。生活費を通じて株がもらえる手軽さと、リスクの低さが最大のメリットです。

一方で、未公開株の流動性リスクや、提携先の選択肢が限定的である点はデメリットとして理解しておく必要があります。私のおすすめは、いきなり複数の契約を切り替えるのではなく、まずは電力会社1社からなど、小さなステップで始めることです。また、2025年9月でポイント付与サービスが終了するふるさと納税についても、カブアンドのサービスと合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

少しずつ実体験を積むことで、不安や疑問も解消されていくはずです。興味がある方は、ぜひ一度カブアンドを試してみてください。

※下記は4月25日に2025年1月期の決算説明動画です。予定していた発行価格5円を3円にした動画が配信されました。

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