40代という節目を迎えると、それまでの働き方や人間関係、生き方にふと立ち止まる瞬間があります。
周囲は家庭を持ったり、キャリアを築いたりしている中で、自分は何のために働き、何のために生きているのか…
ふとそんな疑問がよぎります。このブログを読んでいる方も、もしかしたらそんなこと思っているかもしれません。
1回落ちるとなかなか這い上がれない深い闇。
最近よくあるこの落ち込みについて、考えたことやどう過ごしたかを書いていきます。
生きる意味が分からないと感じる瞬間
人は人生に迷いを感じるとき、こんな風に悩む自分はもしかしたら、おかしいのかもと思ってしまうかもしれません。でも人生の折り返し地点に差し掛かり、これまで築いてきたキャリアや人間関係を振り返ったとき、これから何を選んでいけばいいのか、不安になったり鬱っぽくなるのは自然の現象のようです。
40代から50代が陥るこの現象をミッドライフ・クライシスとかミドルエイジクライシスとかいうそうです。
みんななるんだ。なんだかちょっと安心(笑)
でも、どうやってこの落ち込みを乗り越えたらよいのか悩みます。
この落ち込む気持ちがすごくいやなんですよね。
自分がやってきたことが正しいのか
頑張ってもどうせ私なんてと自己肯定感が持てなかったり
どうしたら良いかと不安になったり。
この先、生きていて楽しいことってあるのだろうかと感じるその気持ち…自分でもまずいなと思います。
でも落ち込みや鬱っぽく感じるけど、その感情は自然なことで絶対に無理に否定しないことが大事なんだそうです。
そんな時はこの先、自分がどうしたいか、自分の心が何を求めているのか、どうありたいのか、ゆっくり考える時間にしたらよいそうです。
ネガティブな感情に巻き込まれない、心の平穏を保つ
私の場合、気持ちが沈んだときになんとか元気を出さなきゃと無理にポジティブになろうとしてしまうんです。
今日は仕事で嫌なことがあったのですが、一度、こんなことではいけない、もっと頑張って!と意気込んだのですが、15分もしないうちに、またネガティブな感情が。
今日はきっと心が疲れているんだと思って、無理せず早く帰ってきて、何もせずにぼーっとしていました。
そして、ホットミルクを飲んでゆっくりお風呂に入りました。
お風呂の中で、なんでこんな気持ちになってしまったのかを辿ったのですが、思い当たる節が。
仕事でわからないことを担当の部署に聞いたのですが、聞いただけなのにすごく怒られてしまって。
なぜこんな理不尽でヒステリックなのかと心が掻き乱されたことがきっかけだと思いました。
そこが始点で、その後も何回かつまづいてしまい、結局、人の感情に引っ張られてしまったんですね。
お風呂に浸かってのんびりとそんな風に振り返っていたら、人の感情に振り回された自分がなんだかバカみたい!と落ち着いてきました。
そして今日はそういう日だったんだ受け入れることで、心がぐっと軽くなりました。
もちろん、たまたまそれで終わっただけで、さらに落ち込むようなこともよくあるのですが、あえて頑張ろうとか、解消しようとか思わなくても良いんだなと。
私は今こう感じているんだ、こんなことが嫌だったんだ、これで疲れてしまったのかと自分自身に声をかけてあげるだけでも、少し気が紛れる気がしました。
何もしたくない時はしない。でも小さな習慣で救われる。
メンタルが沈んでいるときは、外出どころか起き上がるのもつらい日がありますよね。
私は更年期の影響だと思うのですが、最近、全く起き上がれない朝があります。初めのうちは、なんでこんなに起き上がれないのかと困っていましたが、おすすめしたいのが、無理のない小さな習慣を作ることです。
例えば毎朝、水を飲む、5分読書をする、歯を磨く、コーヒーを飲むなど、自分が苦しくない心地よいリズムを生活に取り入れるだけで、少し起きられるようになりました。
今は全然ゆるやかではないのですが、朝イチ必ず腕立てを20回ずつするようにしています。そうすると何だかやる気が出てきて、不思議と起きる力がわくのです。
この習慣は、自分にきちんと生活していることと感じさせるための小さな課題みたいなものだと思っています。無理のない決め事を作ると、自分自身が整のうから不思議です。あ、やらなきゃっていうビタミン注射みたいなものですね。
デジタルデトックスはおすすめです。
気分が落ち込んでいるときにスマホを見ていると、自然に自分と他人を比べてしまい、余計に落ち込むことがありますよ。特に充実している人の投稿は、同じ人間なのにどうして自分とはこんなに違うんだろうと落ち込む原因にもなります。
私も見たくないのに見てしまい、それに時間も奪われ、感情をかき乱されてしまうことがよくありました。
そんなときは、思い切ってスマホの電源を切ってしまうのが良いと思います。砂のような量の情報のから離れることで、心が穏やかになる気が。そして私はテレビも基本見ません。その代わりに読書をする習慣が身につきました。
特にこれで夜はぐっすり眠れるようになりました。
完璧主義をやめる。人に甘える。
40代は仕事でも一番忙しいし、周囲から頼られることが多くなる年代だと思います。だからこそ、自分が助けを求める側になるのに、勇気がいるのもです。でも、誰かに打ち明けることで心の重荷が少し軽くなったり、自分だけじゃないと感じられる瞬間があるのです。
また人に頼るなんてプライドが許さない…そんな人もいるかもしれません。
正直、かわいくないです(笑) 40代女性、かわいくありたいものです。私はどんどん人に頼りますし、甘えます。
昔は完璧主義でしたが、自分から頼ることで、相手からも頼られることが増えてきました。信頼関係はそうやって築いていくことも学びました。最初は勇気がいることかもしれませんが、頼る相手は誰でも良いと思います。頼ることは生きることです。
嫌なことは逃げてもいい。今日、生き延びた。それでいい。
嫌なことは毎日のようにあります。サーフィンのように(やったことはないですが。笑)波に乗れる時もあれば、見送ってしまう時もあるのが普通です。
嫌なことから逃げるのは、自分を守ることかもしれません。今日逃げても、誰も責めません。
そして、今日逃げたら生き延びることができた、それで良いですよね。
生きる意味なんて、死んでからしかわからないかもしれません。今考える必要なんてないかもしれません。今、考えていても答えなんか出ないかもしれません。それなら考えることをやめてしまおうと思いました。
なんだか心がモヤモヤしていて、全然すっきりしない文章を書いてしまいましたが、私の心はなぜかスッキリしたので今日はこの辺で。