リベルサス 1ヶ月の効果は?3mgと7mgを飲んでみた結果

リベルサス 1ヶ月の効果は?

「ああ、また食べちゃった…」

ダイエット中なのに、どうしても食欲に勝てない。そんな罪悪感と自己嫌悪のループに、あなたも陥っていませんか?

何を隠そう、私もその一人でした。11月までにどうしても痩せたい理由があったのに、摂取カロリーを消費カロリーより少なくするアンダーカロリーが作れない毎日。日に日に焦りだけが募っていきました。

そんな私が最後の望みをかけて手を出したのが、飲むタイプのGLP-1ダイエット薬「リベルサス」です。

この記事では、私が実際にリベルサスの3mgと7mgを合計1ヶ月以上試してみて感じた効果と副作用、そして体重の変化について、包み隠さずお話しします。

「リベルサスって本当に痩せるの?」「副作用のリスクは?」そんな不安を抱えているあなたの、一歩踏み出すための参考になれば嬉しいです。

目次

「また食べちゃった…」自己嫌悪の毎日から抜け出したくて

ダイエットの基本が「食事と運動」だなんて、頭では痛いほどわかっています。でも、仕事のストレスや付き合いで、ついつい食べ過ぎてしまう。そして翌朝、体重計の上で後悔の波が押し寄せる…。

そんな毎日を繰り返しているうちに、もう自力で食欲をコントロールするのは無理かもしれないという気持ちがどんどん大きくなっていきました。目標の期日だけが迫ってくる焦りの中で、私は医療ダイエットの力を借りることを決意したのです。

体重に乗る女性

なぜ注射のマンジャロではなく、飲み薬のリベルサスを選んだのか

最近、ダイエット界隈では「マンジャロ」という注射薬がすごく話題ですよね。でも、私はどうしても自分で自分のお腹に針を刺すという行為に強い抵抗がありました。考えただけで鳥肌が立つくらい、怖かったんです。

その点、リベルサスは1日1回飲むだけの経口薬。これなら無理なく続けられそう!という手軽さが、私にとって大きな決め手になりました。まずは飲み薬からダイエットを始めてみよう、そう思ったんです。

そもそもリベルサスってどんな薬?

リベルサスに挑戦する前に、まずはこの薬がどんなものなのか、簡単に知っておきましょう。難しい話は抜きにして、ポイントだけお伝えしますね。

GLP-1で「自然と食欲が抑えられる」仕組みを簡単に解説

リベルサスは、「GLP-1受容体作動薬」という種類の薬です。もともとは2型糖尿病の治療薬として開発されました。

私たちの体には、食事をすると「GLP-1」というホルモンが分泌される仕組みがあります。このホルモンには、こんな働きがあります。

  • 脳に働きかけて、満腹感を持続させる(食欲を抑える)
  • 胃の動きをゆっくりにして、消化を遅らせる(お腹が空きにくくなる)
  • インスリンの分泌を促し、血糖値の急上昇を抑える

リベルサスは、このGLP-1と似た働きをすることで、「無理なく自然に食事量を減らす」手助けをしてくれる、というわけです。根性で食欲を我慢するのではなく、そもそも「そんなに食べなくてもいいかな」という状態に導いてくれるイメージですね。

飲む前に知っておきたい!リベルサスの正しい飲み方と注意点

リベルサスは、効果を最大限に引き出すために、飲み方にちょっとしたルールがあります。これを守らないと効果が半減してしまう可能性もあるので、しっかり確認しておきましょう。

項目ルールなぜ?
タイミング1日のうち、最初の食事や水分を摂る前(起床後すぐがベスト)胃が空っぽの状態で飲むため
飲むものコップ半量(約120ml以下)の水で服用する水の量が多すぎると薬の吸収が悪くなるため
服用後最低30分間は、飲食や他の薬の服用を避ける胃に食べ物などが入ると、薬の吸収が妨げられるため

この「起床後すぐ、少なめの水で飲んで、30分我慢」という飲み方のルールが、リベルサスの効果を左右する重要な注意点です。

薬を飲む女性

【効果なし?】リベルサス3mgを1ヶ月続けた正直な感想

「よし、これで痩せられる!」と期待を込めて、まずは一番少ない用量の3mgからスタートしました。毎日、朝のルールをきっちり守って1ヶ月間続けてみた結果は…。

体重の変化:期待外れのマイナス1kg

結論から言うと、リベルサス3mgを1ヶ月続けた体重の変化はマイナス1kg

正直、「え、これだけ…?」というのが本音でした。もちろん1kgでも減ったのは嬉しいのですが、薬の力を借りてこの結果か…と、少しがっかりしてしまったんです。SNSで見かけるような「1ヶ月で-5kg!」みたいな劇的なダイエット効果は、私には訪れませんでした。

体感した変化:「ドカ食い」は無くなったけど…

ただ、体に変化が全くなかったわけではありません。一番感じたのは、「お腹が空いてどうしようもない!」という感覚がなくなったこと。

以前は夕方になると猛烈な空腹感に襲われて、夕食でドカ食いしてしまうのがお決まりのパターンでした。でも、リベルサスを飲み始めてからは、そのいてもたってもいられない空腹感が不思議と湧いてこなくなったんです。

常に胃の中に何か入っているような、ずっしりとした感覚があって、食事も「あ、もうこのくらいで満足だな」と自然と思えるように。これは確かな効果だと感じました。

でも、体重は1kgしか減らない。この結果に物足りなさを感じた私は、7mgへのステップアップを決意しました。

【副作用が…】リベルサス7mgに挑戦して起きたこと

「3mgで土台はできた。7mgなら今度こそ!」そんな期待を胸に、次の1ヶ月は7mgに挑戦することに。しかし、ここから私の体に思わぬ異変が起き始めます。

7mgに増量!今度こそ痩せるはず、と期待したけれど

7mgを飲み始めて数日は、特に3mgの頃と変わらない感じでした。「あれ?意外と平気かも?」なんて思っていた矢先のことです。

飲み始めて1週間…体に現れた異変のサイン

飲み始めて1週間が経った頃から、まず頻繁にゲップが出るようになりました。そして、時々こみ上げてくる吐き気胃の不快感が3mgの頃より明らかに強くなっていました。

「これが副作用か…。でも、痩せるためならこのくらいは我慢しないと」

そう自分に言い聞かせ、なんとか服用を続けていました。しかし、その数日後、さらに不安な症状が現れたのです。

それは、背中の痛みでした。

ズーンと重いような、鈍い痛みが背中に走る。リベルサスの副作用について調べていた時、急性膵炎のリスクがあるという情報を目にしていました。急性膵炎の症状の一つに、背中の痛みがあります。私はお酒を飲む習慣もあるため、一気に不安がこみ上げてきました。

私が7mgの服用を中止した理由

体重はまだ目に見えて減っていないのに、体調だけが悪くなっていく。ゲップや吐き気ならまだしも、背中の痛みはさすがに見過ごせませんでした。

「痩せることより、健康な体でいることの方が大切だ」

そう思い、私はリベルサス7mgの服用を自己判断で中止することにしました。薬って、手軽に見えるけどやっぱり怖いな、とリスクを痛感した出来事です。

リベルサスで「痩せる人」と「痩せない人」の違いは?

私のように、リベルサスを飲んでも期待したほど痩せなかったり、副作用で断念してしまったりする人もいます。一方で、スムーズに体重が落ちる人もいる。この違いはどこにあるのでしょうか。

臨床試験データから見るリベルサスの体重減少効果

まず、客観的なデータを見てみましょう。リベルサス(セマグルチド)の海外での臨床試験(STEPプログラム)では、68週間の服用で平均して約15%の体重減少が報告されています。

例えば、体重70kgの人なら約10.5kg減る計算です。これは、リベルサスに高い体重減少効果があることを示しています。

ただし、これはあくまで平均値。そして、試験参加者は食事療法や運動療法も並行して行っています。薬だけで魔法のように痩せたわけではない、という点は重要です。

私が「痩せなかった」理由を考えてみた

では、なぜ私は痩せなかったのか。今になって考えてみると、いくつかの理由が思い当たります。

  1. 「薬を飲んでいるから」という油断: 「リベルサスを飲んでいるから大丈夫」という安心感から、食事内容への意識が少し甘くなっていたかもしれません。揚げ物や甘いものを完全に断つ、といった努力が足りていませんでした。
  2. 運動不足: 食欲が抑えられて摂取カロリーは減っても、消費カロリーを増やす努力、つまり運動をほとんどしていませんでした。やはり、ダイエットに運動は不可欠だと痛感しました。
  3. 体質に合わなかった可能性: 7mgで強い副作用が出たように、そもそも薬が私の体質に合っていなかったのかもしれません。

リベルサスはあくまで「食欲を抑えるサポート役」。そのサポートを活かして、食事改善や運動といった生活習慣の見直しを自分でしっかり行うことが、成功のカギなのだと学びました。

まとめ:ダイエット薬とどう向き合う?私がたどり着いた答え

リベルサスとの1ヶ月半にわたる格闘の末、私がたどり着いた答え。それは、とてもシンプルで、当たり前のことでした。

薬は魔法じゃない(笑)

ダイエット薬は、飲むだけで理想の体型になれる魔法のアイテムではありませんでした(笑)。でも、ダイエットを始めるためのきっかけや、食欲をコントロールするための補助にはなってくれるかもしれない、と感じています。

私の場合は、7mgは体に合いませんでしたが、3mgを飲んでいた時は、確かにドカ食いを防ぐ助けになっていました。この「食欲がコントロールできる」という感覚は、万年ダイエッターの私にとって大きな一歩でした。

だから私は、7mgではなく3mgの服用を、もう一度医師に相談した上で再開してみようかと考えています。そして今度は、薬に頼りきるのではなく、食事管理と軽い運動を組み合わせるつもりです。

私の体験が、あなたのダイエットのヒントになれば幸いです。一緒に、健康的な理想の自分を目指しましょう。

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