2025年もあっという間に年末。そして、楽しみでもあり悩ましい「冬のボーナス」の季節があと少しでやってきます。
先日、「Ponta（ポンタ）」を運営するロイヤリティ マーケティング（東京都渋谷区）のリリースで、使い道のトップは「貯金・預金」（33.8％）が12年連続１位だったとの発表がありました。
支出が減り、貯蓄や投資が増加…昨今の物価高や経済不安が影響しているのかなと思う反面、自分はどうしようと考えました。
年に2回のボーナス。額面が増えたとしても、この物価高なのであまり期待はできないかなと思いつつ、ボーナスの使い方は計画が９割だと考えています。
この記事では、40代独身女性のボーナスの使い方と、“今の自分を満たしつつ、未来の安心もつくる”ための私なりの活用術をご紹介します。
冬と夏のボーナス、どっちが多い？
一般的に、冬のボーナスの方が金額が高い傾向にあります。
経団連の調査（2024年実績）によると、
- 夏の平均支給額：約92万円
- 冬の平均支給額：約99万円
つまり、冬の方が1〜2割ほど多いんです。これは、企業の業績確定が年末に反映されやすいから。「成果が反映される冬のほうが多い」のは、ある意味納得ですね。
私の冬ボーナスの使い方【美容2割・投資5割・貯金3割】
正直、以前は「全部貯金！」と思っていました。でも、全部貯めるだけだと楽しみがあまりないですし、これから円（紙幣）の価値がなくなっていくことを考えると貯金は得策ではないと考え方を変えました。ここ数年は、この配分で使っています。
美容：2割
- 定期的なボトックスと追加で注入系を検討
- トリートメントなどのケア、自分の機嫌を取るメンテナンス費として投資
外見を整えると、自然と気持ちが上向くのを実感しています。
投資：5割
- つみたてNISAへ。配分も変えたので、日本株や金を扱うファンドへの投資を検討。
貯金：3割
- 生活防衛資金＋将来の目標資金（引っ越し・突発的な支出に備える）
- 口座を分けて、「使えない貯金」枠に。
後悔しないための使い方｜NGパターン3選
実際に経験した中で「やって後悔した」パターンも紹介します。
勢いで全部使うパターン
→ 買い物後の虚無感、地味にキツい。
美容投資しすぎパターン
→ 続けるほど感覚がマヒして、気づけば散財。
何に使ったか覚えてないパターン
→ ATMでちょこちょこ引き出して“残高ゼロ”の恐怖。
この3つを避けるには、「支給前に使い道の割合を決めておく」ことが本当に大事。お金は「勢い」より「配分」で満足度が変わります。
40代独身女性が意識したい“未来への投資”3つの視点
40代は、健康・キャリア・お金のすべてを見直す時期。今を楽しみながら、未来に備えるバランスが鍵です。
① 体への投資
歯科・健康診断・婦人科検査など、未来の健康を守るための支出。
② 学びへの投資
資格取得・オンライン講座など、副業やキャリアアップにつながる知識を増やす。
③ 資産への投資
つみたてNISA・iDeCoなど、働かなくてもお金が育つ仕組みを作ります。
これらを少しずつ始めるだけで、「不安」より「安心」が勝ちます。
今と未来をバランスよく満たす冬ボーナスの使い方
ボーナスの使い方に正解はありません。
でも、今の自分を整えながら、未来の安心を積み上げることこそ、40代女性に必要な視点だと思います。
私の場合は、
- 今を整える「美容2割」
- 未来を動かす「投資5割」
- 心を安定させる「貯金3割」
今回はこのバランスで行きたいと考えています。
2025年の冬、自分をちゃんとねぎらいながら、未来につながるお金の使い方をしていきたいものですね。
以前書いた、夏ボーナスの使い方記事も参考にしてください。
