40代女性必見!梅雨の不調に効く体調管理と漢方術|だるさ・頭痛・気分の落ち込みをやわらげる習慣とは

梅雨の季節になると、なんとなく体が重い、朝から頭が痛い、気分が落ち込む…そんななんとなく不調という現象に悩む方は少なくないのでは?

私も上がったり下がったりと気温や気圧、湿度の変化により自律神経が乱れやすく、すぐに体調を崩します。年齢とともに体の回復力も落ちてくるため、梅雨時期の不調はより顕著に感じられます。

特に40代は仕事も忙しいでしょうし、自分の体調は後回しになりがちです。ですが、梅雨時期にこそ自分をケアする習慣を身につけることで、心も体も元気に乗り切りたいですよね。

今回は、私も実践している梅雨の体調管理と服用したことがある漢方をご紹介。この季節を少しでも快適に過ごしていきましょう。

目次

1. なぜ梅雨は不調が起こりやすい?40代女性の体の変化と自律神経の関係

梅雨の時期になると多くの人が「なんとなく不調」を感じますが、特に40代女性はその傾向が強くなります。その理由は、気圧や湿度の変化により自律神経のバランスが乱れやすくなることに加えて、ホルモンバランスの変化が影響しているそうです。

自律神経は体温調整、血圧、睡眠、消化といった生命維持に関わる働きをしています。梅雨の気圧低下は交感神経と副交感神経のスイッチをうまく切り替えられなくさせ、体調が安定しにくくなります。さらに、更年期の入り口に差し掛かる40代女性は、女性ホルモンの低下によりイライラ、不眠、冷え、疲れやすさといった症状が出やすくなります。これらが重なると、普段よりも「疲れが取れない」「気分が落ち込む」「頭が重い」といった不調を感じやすくなるのです。つまり、梅雨時の不調は一時的なものではなく、体の変化に対するサイン。まずは「自律神経とホルモンバランスが乱れているかも」と意識して無理をしないことがセルフケアの第一歩になります。

2. 朝のだるさを撃退!梅雨時期におすすめの「目覚めルーティン」

梅雨の朝は、目覚めが悪く「いつまでも眠気が残る」と感じる方も多いのではないでしょうか。私も毎朝、このブログを書いていますが、眠気がとれません。

特に40代になると睡眠の質が下がり、疲れが残りやすくなります。そんな朝のだるさを撃退するには、ルーティンの力を活用しましょう。まずは起きてすぐのカーテン開け。天気が悪くても自然光を浴びることで体内時計がリセットされ、脳と体が「朝だ」と認識します。

次に、コップ一杯の水。お湯でも良いですが、やはり暑くなってくるとお湯は飲みたくないですよね。お湯なら内臓が温まり、消化機能がスムーズになりますし、水でも失った水分を補充してくれるので、水分は積極的に摂りたいですよね。

そのあと軽いストレッチをすることで血流が促され、筋肉のこわばりが取れます。できれば5〜10分程度、深呼吸を意識しながら行いましょう。また、朝食にはたんぱく質をしっかり摂ると脳内ホルモンの分泌が促進され、気分の安定にもつながります。たとえば、卵+納豆+ごはんの和朝食は簡単で効果的。毎朝を「なんとなく起きる」から「体と心を整える時間」へ変えるだけで、梅雨の不快感を和らげる力になります。

3. 気圧変化による頭痛・めまいを和らげる方法

梅雨時期になると「頭が重い」「めまいがする」と感じる方は少なくありません。これは、気圧の変化によって血管が拡張し、脳に余分な圧がかかることが原因の一つです。

また、自律神経の乱れや肩こり、目の疲れも影響します。40代女性はストレスや疲れが蓄積しやすく、症状が強く出ることも。そんなときはまず、静かな場所で目を閉じて深呼吸を数分行いましょう。

私は毎日のストレッチに加えて、100円均一などで売られているヘッドスパの器具で、頭皮をマッサージしたり、耳を引っ張って回したりして、頭部全体をほぐしています。

また、鉄分不足も頭痛やめまいの原因になるため、食事での補給も大切だそうです。鉄分はほうれん草や赤身肉、ひじきなどに含まれていますよね。意識的に摂りたいですね。

4. 気分の落ち込み対策に「セロトニン活性化習慣」を

梅雨は太陽光が少ない季節。そのため「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌が減り、気分が沈みがちになりるそうです。

特に40代女性は、ホルモンバランスの乱れによっても気分の浮き沈みが出やすく、悲惨な状態に。まずはセロトニンを増やす生活習慣を意識することが大切です。まず手軽にできるのはウォーキングやスロージョギング、ラジオ体操など一定のリズムで体を動かすことでセロトニンが活性化します。

食事では「トリプトファン」というアミノ酸を含む食品を摂るとよいそうです。トリプトファンは大豆製品、乳製品、バナナなどに多く含まれています。また、スマホやパソコンのブルーライトはセロトニン分泌を妨げるため、夜間の使用を控えるのもおすすめ。私もよくやってしまいますが、夜間にスマホを見ると本当に眠れなくなりますね。夜はスマホを見ない習慣をつけたいです。

5. 湿気が引き起こす関節痛・肩こりをラクにするストレッチ

梅雨時期になると「膝が痛い」「肩が凝る」といった体の不調を訴える人が増えます。これは湿気により体内の水分バランスが崩れ、血流やリンパの流れが滞ることが一因です。

特に40代は筋肉量の低下や代謝の変化も影響し、痛みやこわばりが強く出やすい状態。そんなときに取り入れたいのが、湿気によるこわばりを解消するストレッチです。

おすすめは、肩甲骨まわりをほぐす動き。私は最近チューブトレーニングを始めました。やはり肩甲骨を動かすと肩こりが軽減されます。そして、体がポカポカしてきます。

下半身は必ず股関節ストレッチをしています。リンパの詰まりなど、むくみのある人はぜひやってみてください。

仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せる動作や、立ったまま足を前後に開いて腰を落とすストレッチなど、簡単にできるものでも足が随分と軽くなります。また、お風呂で体を温めてからストレッチするとさらに緩められるので、これから冷房による冷え対策にもおすすめ。が就寝前に軽く体を動かしてから眠ることもおすすめです。

6. 食事で整える!梅雨に効く栄養とおすすめレシピ

体調を整えるには、やはり毎日の「食」が基本です。特に梅雨時期は消化機能が落ちやすく、内臓が冷えて不調が出やすい時期だそうです。

40代女性が意識したい栄養素は、「ビタミンB群」「鉄分」「たんぱく質」「発酵食品」です。ビタミンB群はエネルギー代謝をサポートし、疲労回復に効果的。豚肉、納豆、卵に多く含まれています。

私も不足がちな鉄分はめまいや頭痛の予防に役立ち、赤身の魚やレバー、豆類に豊富だそう。

また、筋肉の維持やホルモンの原料になるたんぱく質は、毎食意識して摂るべき栄養素です。プロテインなどもうまく使って整えると良いですね。朝にタンパク質を摂ると、食欲が安定して、間食なども防ぐことができます。

発酵食品は腸内環境を整えることで免疫力アップにもつながります。私は納豆が苦手なので、キムチを食べるようにしています。また、カフェインの摂りすぎは体を冷やす原因にもなるそう。コーヒーはやめたくないですが、量を控えたいですね。

7. 快眠がカギ!雨の日でも熟睡できる寝室環境の整え方

ジメジメした夜って嫌ですよね。加えて40代は睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が減少しやすく、睡眠の質が下がる傾向にありようです。私もこの年齢になって、睡眠の質が落ちたなと感じることも多いです。眠りにつきにくい、すぐ起きてしまう、朝起きてもスッキリしないなど、悩みがつきません。

まず、快眠のために重要なのは室温と湿度の調整のようです。寝室の湿度は50~60%、室温は25℃前後が理想。

除湿機やエアコンの「除湿モード」を上手に使い、寝苦しさを減らしましょう。寝具も吸湿性の高い綿素材やリネンのシーツ、通気性の良いパジャマに替えるだけで体感が大きく変わります。

また照明は間接照明に切り替えると、自然と眠気が促されます。私もこれはやってます。自然と眠くなるので、とても良いなと思います。アロマを焚くのもおすすめです。

梅雨のだるさには漢方も良い選択。むくみには五苓散(ごれいさん)

梅雨時期に多くの40代女性が感じるのが、なんとなくだるい」「身体が重い」「足がむくむ」といった“水の滞り”による不調です。私も夕方には足がゾウみたいになっていて、いつもびっくりしています。

そんな症状におすすめなのが、漢方薬の「五苓散(ごれいさん)」。この漢方は体内の余分な水分を取り除き、全身の水の巡りを整える作用があります。

もともとは頭痛や下痢、むくみなど、水分代謝の乱れに由来する不調を改善するために使われてきました。

特に梅雨は湿気が多く、東洋医学では“湿邪(しつじゃ)”が体に入りやすい時期とされています。この湿邪を払い、巡りを良くしてくれるのが五苓散の力。朝起きたときに感じる倦怠感や、午後になると出てくる頭重感、足のむくみなどに心当たりがある方には特に効果的です。

また、利尿作用があり、体の中からスッキリ感を得られるのもポイント。ドラッグストアや漢方薬局でも手に入りやすく、梅雨時期の常備薬として人気があります。飲むタイミングや体質によっては合わないこともあるため、必ず薬剤師や漢方の専門家に相談してみてください。

気分の落ち込みやイライラには「加味逍遙散(かみしょうようさん)」

梅雨の長雨が続くと、気分が落ち込みやすくなるという方も多いのではないでしょうか。特にホルモンバランスが変化しやすい40代女性にとっては、気分の浮き沈みが激しくなる時期でもあります。そんな心の不調にやさしく寄り添ってくれるのが、「加味逍遙散(かみしょうようさん)」という漢方薬です。

精神的なイライラ、不安感、月経前後の不調など、女性特有の心身のバランスの乱れに対して効果があるとされています。加味逍遙散はもともと更年期障害の治療にも用いられる処方ですが、梅雨のような気候ストレスによって乱れやすくなる自律神経のバランスを整える働きもあるのが特徴です。

冷え性で疲れやすい人や、ストレスによって胃腸の調子が悪くなるようなタイプにも合いやすいとされています。梅雨時のなんとなく気分が晴れない、やる気が出ない、感情が安定しない…そんなときに、自然な力で心と体を整えてくれる頼れる味方です。こちらもまずは薬剤師や漢方の専門家に相談してみて、自分に合うものを処方してもらってください。

まとめ:少しの見直しを習慣にして梅雨を乗り切りましょう!

梅雨の不調は、日々の習慣を少し見直すだけで少しでも快適に過ごしたいですよね。40代女性は体の変化が出やすい時期だからこそ、丁寧なセルフケアが必要です。朝のルーティン、ストレッチ、食事、睡眠…。どれも自分をいたわる大切な時間になりますし、心も落ち着いてきそうです。習慣でも不調が治らない場合は専門家へ相談。漢方などうまく薬と付き合いながら、梅雨を憂鬱な季節でも快適な40代を過ごしたいものですね。

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