脂肪冷却の効果は?痛い?皮下脂肪にアプローチ

サムネ

鏡を見るたびに、思わずため息が出てしまう、このぽっこりお腹。食事に気をつけて、たまに運動を頑張ってみても、なぜかこの部分だけは一向に変わってくれない…。そんな長年のコンプレックスを抱えています。

もう脂肪吸引しかないのかな…なんて諦めかけていたときに脂肪冷却を知りました。切らずに部分痩せが目指せるなんて、本当なのか、とても気になります。

今回は、私が実際に脂肪冷却を受けてみた体験談をご紹介します。1回で効果は出ませんが、痛みや副作用について書いてみたいと思います。

目次

脂肪冷却、受けてきました!長年の悩み「ぽっこりお腹」を何とかしたくて

運動や食事制限では落ちなかった、最後の砦

これまで、本当に色々なダイエットを試してきました。流行りの糖質制限をしてみたり、ジムに通ってひたすら腹筋を頑張ったり。おかげで体重自体は少し落ちることもありましたが、なぜか下腹部のぽっこり感だけは、びくともしません。

タイトなトップスは切れず、丈の長い服ばかりを選ぶようになったのも、このお腹が原因。このしぶとい皮下脂肪は、私の努力だけではどうにもならないと諦めていました。

私が脂肪冷却を選んだ理由

そんな私のInstgramに広告が。脂肪冷却?何それ。気になり見てみると…

  • メスを使わない、切らない施術であること
  • ダウンタイムがほとんどないこと
  • 狙った部分の脂肪細胞にだけアプローチできること

痩身といえば、脂肪吸引のような外科手術をイメージしがちですが、正直なところ、体にメスを入れる勇気はないですし、ダウンタイムがきついものも無理です。

その点、脂肪冷却は「脂肪を冷やして壊す」という仕組み。注射すらしない手軽さで、頑固な皮下脂肪を減らせるかもしれない、という点に大きな魅力を感じました。まさに、私のような手術は無理けど、気になる部分だけ痩せたいという願いを叶えてくれる施術だと思いました。

お腹の肉

そもそも脂肪冷却ってどんな仕組み?

脂肪細胞を凍らせて20%減らす、部分痩せの技術

脂肪を冷やして痩せるって、一体どういうこと?と不思議に思いますよね。

実は、私たちの体の中にある「水」と「脂肪」では、凍り始める温度が違います。水が凍るのは0℃ですが、脂肪はそれより高い温度、だいたい4℃くらいで凍り始める性質があるそうです。

脂肪冷却は、この温度差を利用した美容医療技術。専用のマシンで皮膚の上から気になる部分を冷やし、血液や皮膚など他の組織にはダメージを与えずに、脂肪細胞だけを選択的に凍らせて破壊(アポトーシスという自然な細胞死を誘導)します。壊された脂肪細胞は、老廃物として体の代謝機能によって、時間をかけて自然に体外へ排出されていくのです。

一度排出された脂肪細胞の数は元に戻らないため、リバウンドしにくいと言われているのも嬉しいポイントです。

私が受けた「クラツーα」はこんなマシンでした

私が今回お世話になったクリニックで受けたのは、「クラツーα(CLATUU α)」というマシンを使った脂肪冷却です。カウンセリングで聞いたところ、このマシンは冷却技術が進化していて、アプリケーター(体に装着するカップのような部分)が360°全方向から脂肪を冷却できるのが特徴だとか。

これにより、より広範囲を効率的に冷やすことができ、施術時間も短縮できるそうです。私が受けたぽっこりお腹のコースも、施術時間は約45分でした。

冷却装置を装着

クールスカルプとの違いも少しだけ紹介

脂肪冷却といえば、「クールスカルプ(クルスカ)」という名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。クールスカルプは、日本の厚生労働省やアメリカのFDA(食品医薬品局)の承認を得ている、いわば脂肪冷却のパイオニア的な存在です。

特徴クールスカルプクラツーα
公的承認厚生労働省・FDA承認KFDA(韓国食品医薬品安全処)承認。EU加盟国における安全基準を満たすCEマークあり。
冷却方式パネル式(2方向から)カップ式(360°全方向から)
施術時間部位により35分〜75分部位により約40分〜
その他実績が豊富で信頼性が高い2部位同時施術が可能など効率性を重視

安全性や実績で選ぶならクールスカルプ、より新しい技術やコストパフォーマンスを重視するならクラツーα、といった選択肢があるようです。どちらが良いかは、クリニックの方針や自分の予算によって変わってくるので、カウンセリングでしっかり相談するのがおすすめです。

【実録】45分間の脂肪冷却、リアルな体験の流れ

ここからは、私が実際にクリニックで脂肪冷却を受けた日のことを、時系列でご紹介します。

クリニックでのカウンセリング

まずは、カウンセラーさんや看護師さんとのお話から。ここで、脂肪冷却の仕組みや効果、リスクについて詳しい説明を受けます。私の場合は、ぽっこりお腹のどの部分が一番気になるのかを伝え、脂肪の付き方をチェックしてもらいました。不安なことや疑問点は、このタイミングで全部聞いておくと安心ですよ。

いよいよ施術開始!気になる「痛み」は実際どうだった?

カウンセリングが終わると、いよいよ施術室へ。まずは当てる部分にマジックで線を書き、ベッドに横になりマシンを装着!

掃除機で吸われるような感覚で、お腹のお肉がカップの中に吸い込まれていきました。

正直に言うと、もっと吸い込みが痛いと思っていたのですが、お腹の脂肪が柔らかいのか、最初の数分間は「うわっ、引っ張られている!」という感覚だけで、痛みがなく、しばらくすると冷たさを感じてきました。でも、その感覚も5分ほどで麻痺してきて、あとは何も感じなくなりました。残りの40分間は、スマホを見たり、うとうとしたりしているうちにあっという間に終了。個人的には、全く痛くなく不思議な感覚という表現がしっくりきます。これなら全然耐えられるな、というのが本音です。

施術直後のお腹の状態と、その後の経過

45分後、マシンを外してもらうと、お腹は真っ赤になっていました。触っても間隔がない(笑)

その後、看護師さんがその部分をマッサージして、凍った脂肪をほぐしてくれます。このマッサージが少し痛いという声もあるようですが、私の場合は全然何も感じず、痛くもありませんでした。

施術直後は赤みがありましたが、1時間もするとほとんど分からなくなり、当日から普段通りの生活ができました。人によっては内出血や筋肉痛のような痛みが出ることもあるそうですが、幸い私はそういった症状もなく、翌日も特に違和感なく過ごせました。

脂肪冷却の効果はいつから?気になる疑問に答えます

施術が終わって一番気になるのは、やっぱり「効果」ですよね。私も気になった点をいくつか質問してしてきました。

効果を実感できるまでの期間は1ヶ月〜3ヶ月

脂肪冷却は、施術してすぐに効果が出るわけではありません。これは、壊された脂肪細胞が、体の代謝によってゆっくりと排出されるのを待つ必要があるからです。

個人差はありますが、早い人だと約1ヶ月後から変化を感じ始め、多くの場合、2〜3ヶ月かけて徐々に効果が表れてくるそうです。

脂肪細胞が体外へ排出される仕組み

凍らされて機能しなくなった脂肪細胞は、体の中で「不要なもの」と認識されます。すると、リンパ管や血管を通じて体外へと運んでくれるのです。この体の自然なペースで行われるプロセスに時間がかかるため、効果を実感するまでに1〜3ヶ月という期間が必要になるようです・

施術を受ける「間隔」はどれくらい?

同じ部位に再度施術を受ける場合、最低でも1〜2ヶ月は期間をあける必要があると言われています。これは、一度施術した部位の細胞が落ち着き、効果がきちんと現れるのを待つためです。

クリニックの症例写真を見ても、3回ほど施術を受けた方は、変化があるのがしっかりとわかりました。私も、まずは3回を目標に続けてみたいなと思っています。

脂肪冷却を受けた後の過ごし方と注意点

クリニックでは当日の注意点を教えてもらいました。

施術当日は避けるべき行動

施術当日は、以下の行動は避けるように言われました。

  • 長時間の入浴、サウナ、岩盤浴
  • 激しい運動
  • 飲酒

これらは体を過度に温め、血行を促進する行為です。施術部位に炎症が起きやすくなる可能性があるため、当日はシャワーで済ませるなど、安静に過ごすのが良いと言われました。また水分も日常的にできるだけたくさん摂るようにとのことでした。

まとめ:コンプレックス解消への第一歩として

脂肪冷却は、受けた翌日に劇的に痩せるような魔法ではありませんし、効果を実感するまでには少し時間が必要です。でも、長年何をしても変わらなかったコンプレックスに対して、切らないという方法でアプローチできるのは、本当に大きな希望だと感じました。

2〜3回やった後、このぽっこりお腹がどう変化しているのか、今から楽しみです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次