インボディ測定で判明!40代からの健康、本当に大切なのは体重じゃなかった
「そろそろ本気でなんとかしないと…」鏡に映る自分の姿や、なんとなく感じる体の重さ。40代も半ばを過ぎると、体重の数字がズシリと心にのしかかってきますよね。
何を隠そう、私もその一人。増え続ける体重から目をそらし、「明日から本気出す」が口癖の毎日でした。そんな私が、先日ふとしたきっかけで「インボディ」という機械で体を測定することになったんです。
正直、乗りたくなかった(笑)。でも、この測定が私の健康に対する考え方を180度変えるきっかけになりました。
人生100年時代のターニングポイント。恐る恐る乗った測定器が見せてくれた「現実」
40代、50代は「人生100年時代」の折り返し地点。そして、多くの女性にとって健康の大きなターニングポイントとも言われていますよね。代謝は落ちるし、筋力も衰えてくる。わかってはいるけど、日々の忙しさに追われて、ついつい自分のことは後回し…。
そんな私が乗ったインボディ測定器。ジムなどで見かけたことがある方もいるかもしれません。手足で電極を握り、ただ数十秒立つだけ。あっけないほど簡単なのに、出てきた結果用紙を見て、私は思わず言葉を失いました。
そこには、体重や体脂肪率だけでなく、筋肉量、骨格筋量、体内の水分量、ミネラル量まで、私の体がまるっと「成分分析」されていたんです。まるで、体の通信簿。しかも、自分の数値が標準と比べてどの位置にいるのか、グラフで一目瞭然でした。

結果は「虚弱」と「肥満」…でも、落ち込むだけじゃ終われない!
私の結果は、正直言って散々なものでした。評価項目にはっきりと「虚弱」「肥満」の文字が…。ショックでした。あまり運動もせず、好きなものを好きなだけ食べていたのですから、当然の結果といえば当然なのですが。
でも、不思議と落ち込むだけでは終わりませんでした。むしろ、「なるほど、これが今の私なんだ」と妙にスッキリしたんです。
面白いことに、自分では全くないと思っていた筋肉量が意外にも標準レベルだったこと。一方で、それをはるかに上回る体脂肪がしっかりと蓄えられていたこと。つまり、私の問題は「筋肉が少ない」ことではなく、「脂肪が多すぎること」そして「筋肉と脂肪のバランスが悪いこと」だと、数字がはっきりと教えてくれたのです。
「このままじゃ、将来自分の体を支えられなくなるかも…」測定器から受けた少しの脅しが、私の心に火をつけました。体重という漠然とした数字に悩むのはもうおしまいにして、これからは、体の「質」と向き合おうと決意した瞬間でした。
インボディって何がわかるの?体重計との違いをサクッと解説
「インボディって、高機能な体重計と何が違うの?」そう思いますよね。簡単に言うと、体重計が体の「重さ」しか測れないのに対し、インボディは体の「中身・成分」を分析してくれる機械です。
体重だけでは見えない「体の成分」を丸裸に
インボディは、体に微弱な電流を流して、その電気抵抗を測定します。筋肉は水分を多く含むので電気が通りやすく、脂肪は水分が少ないので電気が通りにくい。この性質を利用して、体を構成する成分を分析するんです。
具体的には、以下のような項目がわかります。
- 体成分分析:体水分量、たんぱく質、ミネラル、体脂肪量など、体を構成する基本成分
- 筋肉脂肪分析:体重、骨格筋量、体脂肪量のバランス
- 部位別筋肉分析:右腕、左腕、体幹、右脚、左脚それぞれの筋肉量が適切か
- 部位別脂肪分析:各部位の脂肪のつき具合
- 健康評価:基礎代謝量や内臓脂肪レベルなど
体重が同じ55kgの人でも、筋肉質で引き締まった人と、脂肪が多くてたるんでいる人では、健康状態も見た目も全く違います。インボディは、その「違い」を明確に示してくれるんです。
私の測定結果を大公開!注目すべきは「筋肉」と「脂肪」のバランス
私の結果用紙で特に注目すべきだったのが、「筋肉脂肪分析」のグラフでした。体重、骨格筋量、体脂肪量の3つの項目が棒グラフで示されるのですが、理想的なのは、3つのグラフの先端を結んだ時にアルファベットの「D」の形になること(筋肉が多く脂肪が少ない)。
しかし、私のグラフは見事な「C」の形。これは、骨格筋量に比べて体重と体脂肪量が多い、いわゆる「肥満型」を示していました。筋肉量は標準なのに、それを上回る脂肪が乗っかっている状態。これが、私が「虚弱」で「肥満」と評価された理由だったのです。

40代・50代女性の体、どうなってる?知っておきたい平均値
自分の数値がわかったら、次に気になるのが「これって平均と比べてどうなの?」ということですよね。自分の立ち位置を知ることは、目標設定の第一歩です。
【年代別】女性の筋肉量と体脂肪率の目安は?
一般的に、女性の体脂肪率は年齢とともに増加し、筋肉量は減少する傾向にあります。オムロンが公開しているデータによると、年代別の体脂肪率と骨格筋率の目安は以下のようになっています。
| 年齢 | 体脂肪率(標準) | 骨格筋率(標準) |
| 18~39歳 | 21.0~34.9% | 24.3~30.3% |
| 40~59歳 | 22.0~35.9% | 24.1~30.1% |
| 60~79歳 | 22.9~36.9% | 22.9~28.9% |
(出典:オムロン ヘルスケア株式会社「体組成計でわかること」)
筋肉量は意外と標準でも「隠れ肥満」にご注意
私のケースのように、筋肉量が標準でも体脂肪率が高い状態は「隠れ肥満」と呼ばれます。体重やBMI(身長と体重から算出する肥満度の指標)だけを見ていると見逃しがちな、とても重要なサインです。特に女性は男性に比べて筋肉がつきにくく、脂肪を蓄えやすい性質があるため、注意が必要です。
あなたの数値はどの位置?骨格筋率でわかる「燃焼力」
ここで注目したいのが「骨格筋率」です。骨格筋とは、体を動かしたり、姿勢を維持したり、エネルギーを消費したりする、いわゆる「自分で動かせる筋肉」のこと。この骨格筋率が高いほど、基礎代謝が高く、エネルギーを消費しやすい「燃焼力の高い体」だと言えます。
骨格筋率の簡単な計算方法と40代女性の標準値
インボディに乗らなくても、体脂肪率がわかる体重計があれば、骨格筋率の目安を計算できます。
- 体脂肪量(kg)を出す:体重(kg) × 体脂肪率(%)
- 除脂肪体重(kg)を出す:体重(kg) – 体脂肪量(kg)
- 骨格筋量(kg)の目安を出す:除脂肪体重(kg) ÷ 2
- 骨格筋率(%)を出す:骨格筋量(kg) ÷ 体重(kg) × 100
※これはあくまで簡易的な計算方法です。
先ほどの表で見たように、40代・50代女性の骨格筋率の標準は24.1%~30.1%です。この数値より低い場合は、少し筋肉量が少ないかもしれません。
「筋肉を増やし、脂肪を減らす」私が今日から始めた2つのこと
インボディの結果を受けて、私が決意したのは「筋肉を増やし、脂肪を減らす」こと。特別なジム通いや厳しい食事制限は続きません。だから、ズボラな私でも毎日続けられる、簡単な2つのことから始めました。
その1:食事は「抜く」から「選ぶ」へ!たんぱく質を意識した食事法
筋肉の材料となるのは、たんぱく質です。これまでの私は、カロリーを気にしてサラダだけ、春雨スープだけ、といった「抜く」食事をしがちでした。でも、これでは筋肉を育てる材料が足りません。
そこで、「何を食べるか」を意識するように変えました。毎食、手のひら1枚分くらいのたんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)を摂ることを目標に。ご飯やパンなどの糖質を少し減らし、その分たんぱく質と野菜を増やすイメージです。
その2:運動嫌いでも続く!「ながら筋トレ」でコツコツ筋肉貯金
運動嫌いの私が、いきなりランニングやジム通いを始めても三日坊主になるのは目に見えています。そこで始めたのが、日常生活の中に筋トレを組み込む「ながら筋トレ」です。
大切なのは、絶対に完璧を目指さないこと。「今日は疲れたからスクワットだけ」でもOKにして続けてみようと思います。
まとめ:体重の数字に一喜一憂しない!健康と向き合う第一歩を踏み出す
インボディ測定は、私にとって体重という呪縛から解放され、本当の健康と向き合うための素晴らしいきっかけになりました。
体重計の数字が少し増えただけで落ち込んだり、減っただけで油断したり…。そんな日々はさよならして、体の筋肉と脂肪のバランスを整えたいと思います。
まずは自分の体の状態を正しく知ることが、健康的な未来への第一歩ですね。もし機会があれば、ぜひ一度インボディ測定を体験してみてください。きっと、私のように新しい発見があるはずです。
