JR4社のネット予約連携が可能に!複数サイト利用で便利に旅行へ

サムネイル

先日、スマートEXの詐欺の悪いニュースを紹介しましたが、今回は朗報を!

出張や旅行で新幹線に乗る皆さん、「東海道新幹線はこのサイト、東北新幹線はあのサイト…あれ、ログインIDはどれだっけ?」なんて、複数の予約サイトを行き来して面倒に感じた経験はありませんか?

実は私、まさにその一人です。そんな悩みを抱える私たちにとって、まさに「待ってました!」と叫びたくなるような嬉しいニュースが飛び込んできました。

なんと、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の上場4社が、それぞれ運営する新幹線のネット予約サービスを連携させると発表したのです!これにより、私たちの新幹線利用の利便性が、これから劇的に向上する予感!

この記事では、今回のJR4社の予約連携で何がどう変わるのか、いつからその便利さを体験できるのかを紹介していきます。

目次

私がずっと待ち望んでいたニュース!JR各社の予約サイトが一つに

このニュースを聞いた時、思わず「やっとか!」と声が出ました。以前から、東海道新幹線用の「スマートEX」と、JR東日本エリアに強い「えきねっと」の連携を切望していた私にとってとても嬉しいニュースです。

どちらも便利なサービスなのですが、別々のサイトでIDとパスワードを管理し、それぞれのアプリを開いて予約するのは、正直なところ少し手間でした。特に急いでいる時や、複数の新幹線を乗り継ぐ複雑な旅程を組む時は、「これが一つのサイトで全部できたら、どんなに楽だろう…」とずっと思っていたんです。

今回の発表は、そんな長年の願いが叶う、まさに吉報。これからの新幹線予約がどれだけ快適になるのか、考えるだけでワクワクしてしまいます。

なぜ各社で予約サイトが分かれていたの?

そもそも、なぜこんなに予約サイトが分かれているのでしょうか。少し歴史をさかのぼリマス。

もともと国鉄(日本国有鉄道)という一つの組織だった日本の鉄道は、1987年に民営化され、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州といった地域ごとの会社に分割されました。

その後、各社はそれぞれのエリアの利用者に向けたサービスを独自に開発・展開してきました。それが、私たちが今まで使ってきた以下の代表的な予約サイトです。

サービス名運営会社主な対象エリア・路線
えきねっとJR東日本東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線など
スマートEX / EXサービスJR東海東海道・山陽・九州新幹線
e5489(いいごよやく)JR西日本山陽・北陸新幹線、在来線特急など
JR九州ネット予約JR九州九州新幹線、在来線特急、観光列車など

各社が努力してサービスを向上させてきた結果なのですが、利用者から見ると、会社をまたぐ移動の際に「どのサイトを使えばいいの?」という分かりにくさが生まれてしまっていたのも事実です。

何が変わる?JR4社の予約連携で実現すること

では、今回の連携で具体的に何が変わるのでしょうか。現時点で発表されている情報から、私たちの移動体験を向上させる大きな変化を2つ紹介します。

1. サイト間のログインが不要に!シームレスな予約体験へ

これが最大の目玉です!今後は、例えば「えきねっと」からJR東海の「スマートEX」のサービスを利用する際に、いちいちログインし直す必要がなくなります。一度、各サービスのアカウントを紐付けておけば、サイト間をスムーズに行き来できるようになる見込みです。

これにより、東京から博多まで行くような、JR東日本・東海・西日本・九州をまたぐ長距離移動の予約が、まるで一つのサイトで完結するかのようにスムーズになります。あの面倒だったID・パスワードの管理や、サイトごとのログインの手間から解放されるのです。

ちなみに私はJR東海のUIが好きで、正直えきねっとは使いづらいのです。なのでEXで東日本の予約まで取れることはとても嬉しいです。

将来的には、どの予約サイトにログインしても、JR4社が運行する全国の新幹線の予約が完結できるようになることが期待されます。

普段「えきねっと」しか使わない人が、急に九州新幹線に乗ることになったとしても、使い慣れた「えきねっと」の画面からシームレスに予約ができるようになれば利便性も向上しますね。

サービス連携はいつから?具体的なスケジュール

「そんなに便利になるなら、いつから使えるの?」と気になりますよね。発表によると、サービス連携は段階的に進められるようです。

2025年10月から第一弾がスタート!

まず最初のステップとして、2025年10月4日から、JR東海が運営する「EXサービス(スマートEXなど)」と、JR西日本が運営する「e5489」との連携が開始される予定です。

これにより、東海道・山陽新幹線と、JR西日本エリアの予約がよりスムーズになります。例えば、東京から金沢へ行く際に、東海道新幹線と特急「サンダーバード」を乗り継ぐようなルートの予約が、格段にしやすくなるはずです。

その他のサービス連携も順次開始予定

気になる「えきねっと」や「JR九州ネット予約」との連携については、具体的な時期はまだ発表されていません。しかし、「準備が整い次第、順次サービスを開始する」とアナウンスされています。

Yahoo!ニュースによると連携の開始時期は、「EXサービス」と「e5489」が2026年度中、その他は各社間で準備が整い次第、27年度以降となる見通しとのことです。

まとめ:移動の未来が変わる!JRの挑戦に期待しよう

今回は、JR4社の新幹線ネット予約サービスが連携するという、未来の移動を大きく変える可能性を秘めたニュースについてご紹介しました。

今回のポイント

  • JR東日本、東海、西日本、九州の予約サイトが連携を開始する。
  • サイト間のログインが不要になり、シームレスな予約が可能になる。
  • 2025年10月から「EXサービス」と「e5489」の連携がスタート。
  • 将来的には、どのサイトからでも全国の新幹線予約ができるようになることが期待される。

これまで、会社の垣根によって少し不便だった新幹線のネット予約。それがようやく一つにまとまり、利用者にとって本当に便利なサービスへと進化しようとしています。単に予約が楽になるというだけでなく、私たちの出張や旅行のスタイルそのものを、より快適で自由なものに変えてくれるかもしれませんね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次