すっかり肌寒くなり、あたたかいニットが恋しい季節がやってきましたね。
衣替えでクローゼットの奥からニットやセーターを引っ張り出し、「さあ、夏物をしまって冬支度だ！」と意気込むものの、毎年頭を悩ませるのがニットの収納ではないでしょうか。
ニット収納術｜かさばる、シワになる、型崩れ… ハンガーで収納できる？
「引き出しにしまったニットに変なシワが…」
「お気に入りのセーター、なんだか去年より伸びて型崩れしてるかも…」
「厚手のニットがかさばって、もう収納スペースがパンパン！」
こんな悩みないですか？私も毎年頭を悩ませています。平置きで畳むとたたみじわが気になるし、ハンガーにかければ楽ちんだけど、肩にぽっこり跡がついてしまい、型崩れも起こしてしまうんですよね。
毎年試行錯誤を繰り返しています。
でも、いくつかの方法を試して、3つのパターンに落ち着いたので、今日はこちらの方法を紹介したいと思います。
ニット収納の正解は？たたむ派 vs ハンガー派
ニットの収納方法には、大きく分けて「たたむ」か「ハンガーにかける」かの2択があります。どちらが正解なのか、それぞれのメリット・デメリットから見ていきましょう。
基本は「たたんで収納」がおすすめな理由
結論から言うと、ニットの生地を長持ちさせるための最適な方法は「たたんで収納」です。
なぜなら、ニットは糸を編んで作られたデリケートな生地だから。Tシャツなどの織物と違い、縦方向の力に弱く、自らの重みで伸びやすい性質を持っています。
ハンガーに吊るして長期間保管すると、重力によって生地が下に引っ張られ、特に肩や首回り、身頃全体が伸びて型崩れを起こしてしまいます。せっかくのお気に入りのセーターが、気づいたときには悲しい姿に…なんて事態は避けたいですよね。
たたんで平置きする収納方法なら、生地への負担を最小限に抑え、型崩れのリスクをぐっと減らすことができます。
でも収納スペースがない！そんな時はハンガーも賢く活用
「たたむのがベストなのはわかったけど、うちのクローゼットにそんなスペースはない！」という声が聞こえてきそうです。そう、たたむ収納の唯一の難点は、ある程度の平らなスペースが必要になること。
引き出しや収納ケースが少ないと、重ねたニットが雪崩を起こしたり、下の方の衣類が取り出しにくくなったりしますよね。
そんな時は、ハンガー収納も賢く活用しましょう。このたたみ方ならハンガーでも型崩れを防ぎながらコンパクトに収納することが可能です。
【シワ&型崩れ知らず】私が見つけたニットのたたみ方3選
それでは、ニット収納の基本である「たたみ方」から見ていきましょう。シワや型崩れを防ぎ、収納スペースも有効活用できる、私が実践している3つの方法をご紹介します。
①アパレル店員さんに教わったたたみ方
②ハンガー収納、その１
③ハンガー収納、その２
自分に合った収納方法で、お気に入りのニットを大切にしよう
今回は、私が実践しているたたみ方からハンガー活用術まで詳しくご紹介しました。
- 基本は「たたんで収納」で型崩れとシワを防ぐ
- スペースがなければハンガーを賢く活用
お気に入りのニットは、冬のファッションを何倍も楽しくしてくれる大切なアイテム。少しの手間をかけてあげるだけで、何年もきれいに着続けることができます。ぜひ、この衣替えを機に、自分にぴったりのニット収納のコツを見つけて、来シーズンも気持ちよくお気に入りの一枚に袖を通してくださいね。