転職活動の準備 – まず何をすべきか?

転職をしたい!そう思っても、いざ行動しようとすると 何から始めれたら良いかわからないですよね。

20代・30代の頃は勢いで転職!ということもできましたが、厳しい40代の転職、戦略的に準備をしなければなりません。

求人を探すよりも前に、まずは土台を固めることが重要 です。

私自身、転職活動を始めたばかりの頃は、何もわからず手探りの状態でした。

  • どのタイミングで動き出せばいいのか
  • 履歴書や職務経歴書のつくり方
  • はたして40代でも転職できるのか?
  • 転職エージェントってどこが良いのか?

考えれば考えるほど、めんどくさくて後回しなど、よくありました。

でも後になって思うと、この準備期間が一番大変でした。逆にこの準備をきちんとすれば、40代でも転職は十分可能だと思います。

目次

ゴールを設定する(転職スケジュールを決める)

まず最初にいつまでに転職するのか? を決めておくことが大事です。なぜスケジュール設定が重要なのかというと

  • 働きながら転職活動をするため、時間が限られている
  • 書類選考がなかなか通らないこともある
  • 面接の調整が難しい

からです。特に40代の転職は働きながらの転職は本当に大変でした。それに加えて、書類選考の通過率が低いため、長期戦になりがちです。
経験のある職種ならともかく、未経験の職種は本当にハードルが高く、挑戦する場合は、想像以上に時間がかかることもあります。

「いつか転職できればいいな」くらいでは、確実に転職できないと思った方が良いと思います。まずは具体的な期限を決めてゴールから逆算をすることが大切だと思います。

40代はとにかく数を打たないと難しいのです。

具体的なスケジュール例

  • 例えば2月に転職したい → 11月中に内定を目指す。
  • 40代の書類選考の通過率は約5%(100社応募して5社通過)
  • 6ヶ月で100社応募するなら、1ヶ月16社ペース

こんな感じですね。でも1通1通郵送ではなく転職エージェントを利用するため、応募自体はとても簡単です。
ただ40代の転職市場は本当に厳しく、選択肢を広げるためにはとにかく応募し続けることが大切です。

私も最初は不安でしたが、1日のルーティンに転職活動時間を入れてせっせと動きました!

  • 求人を探す時間を毎日30分確保する
  • 週に5社応募することを目標にする

このように、小さな目標を立てながら進めたのがよかったかもしれません。

求人を探すのも、始めはかなり大変ですが、慣れると自分の応募したいポイントなどもわかってくるので、とにかくまずは探すことに慣れることが重要です。私の場合は毎日の半身浴タイムに求人を探していました。気になったものはブックマークして、後で再度読み込みます。半身浴はだいたい30分でしたので、この時間で1日の新着求人のほとんどはチェックできます。翌朝、もう一度ブックマークを見返し、ここは応募しておきたい!と思える求人に応募します。

応募自体はとても簡単なのであまり時間はかかりません。それよりもふるいにかける作業に時間がかかりました。ただいろいろな求人を見るのは楽しかったです。

履歴書の下地を作る

転職活動をするなら、履歴書と職務経歴書の準備が必要です。これが一番、面倒くさいですよね。ただ、この部分はエージェントが直してくれるので、とにかく事実だけを書いていけば良いと思います。

特に注意するポイントというか、勉強になったのが、学歴は中学校卒業から書くことや、職歴はマイナンバーのねんきんネットを見ると加入月がわかるので、それと間違いがないように確認をすることですね。

レイアウトは転職エージェントがある程度整えてくれるので、最終的にとても見やすくなります。

志望動機や自己PRはAIでドラフトを作成してもらって、自分の言葉に変えて提出すると時短になります。働いながらの転職は本当に限られた時間で大変なので、できるだけ手を抜きながら行っていくのが良いと思います。

職務経歴書を作成する

職務経歴書は作成するのに一番労力が要ります。企業側は、この人が何をして何をしてくれるのかを見ていると転職エージェントに言われました。ですので、これまでの実績や経験をしっかりアピール することが必要です。

・職務要約(どんな業界で何をしていたか)
・具体的な業務内容(どんな成果を出したか)
書類選考で差をつけるためには、できるだけ具体的に、そしてわかりやすく書くことがポイントです。また、その企業にどのような点で即戦力として利益をもたらしてくれるのか、採用担当者がイメージができるように記載をすると良いと言われました。

あと、書き方はできるだけ数値化するとわかりやすいと思います。何を、いつ、どれだけ、どのように行い、どんな成果をもたらせたのか?を意識して書くことです。

例:「売上アップに貢献した経験」

NG例:「営業として業務を担当し、売上に貢献しました。」

OK例:「新規顧客獲得を中心に営業活動を行い、前年比120%の売上達成に貢献。」

何をやったかに加えてどんな成果を出したかを書くことが重要とのこと。私もこれが一番疲れました。だって正直、あまり記憶にないこともありますよね。20代は20年前ですしね。この作業は本当に疲れました。

履歴書用の写真の準備

履歴書の写真、これもちゃんとしないといけないポイントらしいです。履歴書の写真なんてあまり見ないでしょと思っていましたが、かなり重要らしく、私は結局プロに撮ってもらいました。

それはそうですよね。その会社に入社したいという意思を示すものなので、よくこんな写真で応募してきたなと思われたら嫌ですよね。

プロに撮ってもらうとやはり全然違います。データでもいただけるので、その後の面接もとても楽ですね。
私はフォトスタジオでヘアメイクもお願いしたんです。まるで別人(笑)モチベーションが上がるのでおすすめです。

かしこまった職場なのか、ラフな職場なのかにより、メイクもヘアスタイルも変わるそうですが、私は少し堅めにお願いしました。写真だとすごく仕事ができそうです(笑)

区切りを決める

いつ決まるか全く未知数な40代転職。万が一、最初に決めたゴールに辿り着けない場合のことも考えておくと精神的にも諦めがつくと思います。

例えば半年間で転職を目指すとして、半年経っても書類が通過しない、最終面接まで辿りつけない場合もあると思います。その場合は一旦、手を止めてみると良いかなと思います。

エージェントや求人サイトを変えたり、職業安定所のキャリアカウンセリングなどを利用してみたり、1日の応募数を減らしてみるなど、今までと何かを変えてみることをおすすめします。

とにかく労力がかかる転職活動。仕事を辞めたい、変えたい理由は色々あると思うのですが、現在の職場と比較する時間にもなります。よく考えるのは大事ですが、考えすぎも本当に疲れてしまうと思います。

40代は無理をしないことが一番です。疲れたら、一度やめてみるというのも全然ありだと思います。

心の準備

転職活動において、一番重要かもしれないのが、心理的な準備です。転職活動は思った以上に心が折れます。まず、書類選考で落ちることが続きます。やっぱり無理だ、諦めよう。そんな瞬間は毎日のように訪れます。この時にモチベーションを保つのが本当に大変です。

でも、そもそも書類選考の通過率は5%です。通らなくて当たり前です。ワンチャン通れば良いくらいに考えて、絶対に諦めないこと、これが大事です。根気よく、粘り強くやっていく、そんな気持ちがないと多分難しいと思います。

私も何度も心が折れましたが、その度にこのままで良いのかということが頭をよぎりました。結果、諦めなくてよかったと思えます。

40代の転職は茨の道です。でも本当に転職したいかどうか、この部分ともきちんと向き合い、しっかり準備をすれば乗り越えられる壁だと思っています。
転職したいと思ったら、まずやってみる、これがおすすめです。

今の時代は運良く人不足です。氷河期世代向けの就労支援もたくさんあります。これをチャンスと捉えるかどうかは自分がどう生きたいかにもよって変わってくると思います。もし、悩んでいる方がいれば私は迷わず背中を押したい、そんな気持ちで書いてみました。また少しずつ書いていきます。

実は書いていたブログのほとんどが消えてしまいました。復元もうまくできず、悲しい。でも諦めずに続けていくのでぜひご覧ください。

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