高市早苗氏、女性初の総裁誕生へ!今後はどうなる?連立政権の行方

サムネイル

以前、こちらのブログでも予想しましたが、私の予想は大きく外れました。高市早苗氏が自民党総裁に選ばれました!

私のはずれた予想記事はこちら↓

正直なところ、これまでは政治ニュースをほとんど追っていなかった私。「誰が総理になっても自分の暮らしは変わらないだろう」とどこか他人事のように思っていたんです。

ですが、ここ数年、物価高、なかなか上がらない給料、将来への漠然とした不安……これらが重なって、「もしかしたら政治って、無関係じゃないんじゃないか?」と感じるようになりました。スマホでニュースを眺める時間が増え、読み飛ばしていた政治記事にも少しずつ目を通すようになったのが、私の変化の始まりです。

目次

総理ってどう決まるの?意外と知らない選出プロセス

ニュースでは「総裁選」という言葉をよく聞きますが、それが“ゴール”ではありません。総裁に選ばれたあとに、国会で「首班指名」を受けて初めて総理大臣が決まります。

ステップ1:自民党の総裁選とは?

日本の政治は「議院内閣制」。つまり、国会議員の中から内閣総理大臣を選びます。
現在の与党第一党は自由民主党(自民党)なので、まずはその党のトップ=総裁を選ぶ選挙が行われます。

この自民党総裁選には、国会議員票と全国の党員・党友票が反映されます。党内外の支持を得た候補が、次の首班指名で“首相候補”として国会に臨むことになります。

ステップ2:首班指名選挙が“本番”

総裁選で選ばれた人物は、国会で「この人を総理に」と投票される首班指名選挙に進みます。
衆議院と参議院の両方で投票が行われ、最も票を集めた人物が首相に指名されます。
ただし、両院で異なる結果になった場合は、衆議院の決定が優先されるというルールがあります。

自民党が衆議院で多数を占めている現状では、高市氏が首相に選ばれる可能性は非常に高いと言えるでしょう。


高市早苗氏ってどんな人?政策とスタンスをざっくり整理

ニュースで名前はよく見かけるけれど、「どんな政治家なの?」という人も多いはず。ここでは、高市氏のこれまでの経歴と政策スタンスを簡単にまとめます。

高市早苗氏は奈良県出身。松下政経塾を経て政界入りし、総務相や経済安全保障担当大臣などを歴任。自民党内でも政策通として知られています。

経済政策:物価高対策と積極財政

高市氏は「物価高を最優先課題」と明言。ガソリン税・軽油引取税の暫定税率廃止や、賃上げ支援のための補助金活用など、積極財政政策を打ち出しています。
また、家計支援のための減税や給付付き税額控除の検討にも意欲的です。

ただし、これらの政策には財源の確保が欠かせず、「国債発行か」「歳出削減か」という現実的な判断が求められるでしょう。

安全保障政策:セキュリティクリアランスの導入構想

もう一つの柱が、安全保障政策です。
高市氏は、国家の機密情報にアクセスできる人材を政府が審査・認定する「セキュリティクリアランス制度」の導入を提唱しています。
これは、防衛産業や先端技術分野の情報漏えいを防ぐ目的があり、国際的な共同開発を進める上でも重要な仕組みです。

同時に「スパイ防止法」などの法整備にも前向きな姿勢を見せており、国家安全保障の強化を明確に打ち出しています。

女性リーダーとしての象徴性

そして何より、高市氏が自民党総裁に就任したことで、自民党史上初の女性総裁が誕生しました。
もし首相に就任すれば、日本初の女性総理という歴史的快挙となります。
これは政策以上に、社会の意識や政治参加への風向きを変える可能性を秘めていますね。

もし高市総理が誕生したら?考えられる3つの変化

仮に高市氏が首相に選ばれた場合、日本の政治や社会にはどんな変化が起きるのでしょうか。ここでは3つの注目ポイントを挙げます。

変化1:経済・財政政策の方向転換

高市氏が掲げる「積極財政」は、財政規律重視の路線とは対照的です。
一時的な景気刺激を優先し、家計支援・消費喚起を狙うスタイルは、経済全体にポジティブな影響を与える可能性があります。
ただし、国債依存への懸念やインフレ圧力の高まりなど、リスクも伴います。

変化2:安全保障の強化と国際的信頼の構築

日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、高市氏は防衛力強化を明言。
防衛費の増額や技術情報の保護を重視し、アメリカや同盟国との連携を深める方針を取ると見られています。
一方で、こうした政策が周辺国との緊張をどう変化させるかは慎重に見守る必要があります。

変化3:女性リーダーが社会に与える影響

女性初の総理が誕生すれば、日本社会にとって象徴的な出来事になるでしょう。
「ガラスの天井」を破る存在として、政治分野に限らず、企業や教育の現場にも新しいロールモデルを生み出す可能性があります。

自公連立政権はどうなる?協力と緊張のバランス

総理が変わっても、政権運営は一人の力では動きません。鍵を握るのは、やはり公明党との連立関係です。

公明党との政策すり合わせ

公明党はこれまで、社会保障や教育支援など「生活重視」の政策を重視してきました。
一方で高市氏は安全保障や経済政策でタカ派寄りの立場。
この政策の違いをどう調整していくのかが、連立維持の分かれ道になりそうです。

与野党との関係構築がカギ

さらに、野党との関係も重要です。
防衛・憲法・経済政策などで強硬姿勢を取れば、国会運営が難航する可能性も。
政策実行力と調整力、両方が問われる局面です。

まとめ:政治は遠くにあるようで、実はすぐそばにある

政治って、どこか遠い世界の話だと思っていました。
でも、物価、給料、子育て、医療、老後……すべてが政治とつながっているんですよね。

高市氏が自民党総裁になった今、私たちの暮らしにも何らかの影響が出るはずです。
日本初の女性総理が誕生するかどうか。その一歩一歩を、自分ごととして見つめていきたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次