エクオール検査を受けてみたら予想外の結果に。
「体にいい」と聞いて、納豆や豆乳などの大豆製品を意識して摂っている方は多いのではないでしょうか。実は私もその一人でした。
「大豆イソフラボンを摂っていれば、更年期の不調対策にもつながるかもしれない」と思い、日々の食生活に取り入れてきました。ただ、40代に入ってからなんとなく続く体調の変化や気分の波を感じるようになり、「今の対策は自分に合っているのかな?」と考えるようになりました。
そこで試してみたのが、エクオールの産生状態を調べる検査です。今回は、実際に検査を受けて分かったことや、その後に考えた選択肢についてまとめてみたいと思います。
結論から言うと、結果はかなりショックなものでした。今回は、私が実際に検査を受けてわかった「エクオールを作れない事実」と、そこから見えてきた新しい選択肢について、書きたいと思います。
エクオール検査を受けようと思ったきっかけ
40代半ばを過ぎてから、急にカーッと熱くなったり、逆に些細なことで落ち込んだりすることが増えました。「これが更年期というやつか…」と覚悟はしていましたが、やっぱり辛いものです。
ネットで検索していると、必ずと言っていいほど目にするのが「エクオール」という言葉。
エクオールは、大豆イソフラボンの一種である「ダイゼイン」が、腸内細菌によって代謝されてできる成分とされています。エストロゲン(女性ホルモン)に似た作用を持つ可能性が研究されており、更年期世代の健康をサポートする成分として注目されています。
「私は毎日納豆を欠かさないし、おやつに豆乳も飲んでる。きっと体の中はエクオールで満たされているはず!」
そう思っていたのですが、記事を読み進めると「日本人女性の2人に1人はエクオールを作れない」という衝撃のデータが。
「まさか私が作れない側なんてこと、ないよね?」
そんな軽い好奇心と、もし作れていなかったら対策を変えないといけないという危機感から、検査キットを試してみることにしました。検査はそもそもイソフラボンがしっかり摂れているのかも併せてチェックしてくれるこちらを購入しました。

検査結果は「レベル2」。大豆は摂れていても産生量は多くありませんでした
ポストに投函してから約1週間後、結果をWebで見ることができました。
ドキドキしながらクリックすると、そこには信じたくない現実が待っていました。
判定:レベル2
検査レポートは1から4までの4段階評価になっていて、レベル3以上が「作れている人」。レベル1と2は「作れていない人」です。私はレベル2の下の方だったので、「ほとんど作れていない」という判定でした。
さらにショックだったのは、詳細データの数値です。
「尿中の大豆イソフラボン濃度」は非常に高い数値が出ていました。これはつまり、以下の事実を突きつけられたことになります。
- 大豆製品はしっかり食べて摂取できている
- しかし、それをエクオールに変換する力がほとんどない
「あんなに頑張って豆乳を飲んでいたのは何だったの…」
と、正直ショックでした。
「エクオール検査は意味がない」なんてことはない理由
ネット上の口コミを見ていると、たまに「エクオール検査は意味がない」「結果が変わるわけじゃないし」という意見を見かけます。
でも、私は今回検査を受けて本当によかったと思っています。なぜなら、自分の体の「現在地」がわかったからです。
自分の体質を知ることが対策の第一歩
エクオール検査については、「受けても体質は変わらない」という意見も見かけます。ただ、私自身は受けてよかったと感じています。
その理由は、自分の健康対策の方向性を見直すきっかけになったからです。
エクオールを多く産生しない場合でも、大豆イソフラボン自体に一定の健康作用が報告されています。ただし、エクオール産生の有無によって体内での働き方が異なる可能性があるとも考えられています。
自分の状態を知ることで、「食事を続けながら他の選択肢も検討する」という視点を持つことができました。
日本人の2人に1人は作れない?データで見る真実
研究報告では、エクオールを産生できる人の割合は以下のように報告されています。
- 日本人:およそ40〜60%
- 欧米人:およそ20〜30%
この割合には個人差や研究条件の違いがありますが、日本人でも必ずしも全員が産生できるわけではないと考えられています。
産生できるかどうかは何で決まる?
現在の研究では、エクオール産生には腸内細菌の存在が関係しているとされています。
大豆イソフラボンに含まれるダイゼインをエクオールへ代謝する能力を持つ菌が腸内に存在するかどうかが、産生量の違いに影響すると考えられています。
ただし、腸内環境は食事や生活習慣など複数の要因から影響を受けるため、単純に「菌があるかないか」だけでは説明できない部分もあります。
若い世代でも産生できない人はいる?
一部の研究では、若年層においてエクオール産生者の割合が低い可能性が示されています。ただし、調査対象や条件によって結果は異なり、全国的な傾向として断定できる段階ではありません。
いずれにしても、年齢に関係なく、自分の体の状態を知ることは健康管理の参考になると考えられます。
検査結果を踏まえて考えた今後の選択肢
検査結果を受けて、「今の体の状態をもう少し詳しく知りたい」と思うようになりました。
エクオールは女性ホルモンに似た働きをする=大豆イソフラボンをエクオールに変換できる人は、女性ホルモン量が減ってきたら、大豆イソフラボンを積極的に摂取したらよいのかもしれませんが、変換できなかったことがわかった私が次にするべきことは、女性ホルモン量を調べることだと思います。まずは婦人科でホルモンバランスを含めた相談を行うことも選択肢の一つだと思いました。
女性ホルモン量は血液検査などで確認できる場合があり、症状の程度や体調に応じて治療方針を検討することができます。
婦人科でのホルモン検査やオンライン診療という選択
女性ホルモンに関する検査や治療は婦人科で相談できます。
費用については、症状や診療内容によって異なりますが、保険適用の場合は数千円程度となるケースもあります。一方で、自費診療の場合は検査のみで数千円〜1万円程度となる場合もあります。
最近はオンライン診療を提供する医療機関も増えており、通院が難しい場合の選択肢として検討する方もいるようです。ただし、症状によっては対面診療が勧められる場合もあるため、医師と相談しながら決めることが大切です。
更年期は長期的に向き合う時期
一般的に、更年期は閉経前後の約10年間を指すことが多いとされています。
この期間は心身の変化を感じやすい時期でもありますが、適切な対策やサポートを取り入れることで、日常生活を快適に過ごせる可能性があります。
自分の体を知ることが対策の第一歩
今回の検査を通じて私が一番感じたのは、「自分の体を客観的に知ることの大切さ」です。
「みんながやってるから」「テレビでいいと言っていたから」ではなく、「私の体はどうなのか」を知ることで、自分に合った無駄のない対策が見えてきます。
もし今、更年期の不調で悩んでいる方がいたら、一度エクオール検査を受けてみることをおすすめします。結果が良くても悪くても、それはきっと、これからの長い更年期期間を乗り切るための大切な情報になるはずです。
無理せず、自分の心と体の声に耳を傾けながら、この時期を一緒に乗り越えていけるとよいですね。
