「あれ、今月はまだ生理がこない…」「先月来たばかりなのに、また出血?」
これまで当たり前のように繰り返してきた生理の周期に変化を感じて、戸惑いや不安を感じています。
いよいよ本格的か…
この記事では、私自身が最近経験した生理周期の乱れや、心と体のさまざまな症状についてご紹介します。なぜ生理の周期は変化するのか、どんなサインに気づくべきか、そして、この揺らぎの時期をどう乗り切っていけばいいのか。同じ悩みを抱えている人の参考になれば嬉しいです。
あれ、生理がこない?もしかして更年期のサインかも…私の体験談
私にとって、生理は28日周期でほぼぴったり来るものでした。アプリで管理している前から、自分の体の感覚でそろそろだなと分かるくらい、定期的なものだったのです。ところが最近はそのいつもの周期が崩れ始めました。
最初は、周期が25日と短くなったこと。最近忙しかったからかな?程度に考えていたのですが、翌月は35日と長くなり、その次はまた24日…というように、月経の周期が全く読めなくなってしまったのです。日常生活の予定が立てにくいのはもちろん、何より自分の体がコントロールできなくなっていくような感覚に、いよいよ本格的かと、言いようのない不安が募っていきました。
生理周期の乱れは多くの女性が経験する変化
一人で悩んでいると、どんどん心細くなってしまいますよね。でも、同年代の友人と話してみるとみんな意外にそうだったと知ります。
厚生労働省の研究班による調査では、日本人女性の平均閉経年齢は約50.5歳とされています。そして、閉経を挟んだ前後10年間(一般的に45歳〜55歳頃)が「更年期」と呼ばれ、多くの女性がホルモンバランスの変化による生理周期の乱れを経験するそうです。

なぜ?更年期に生理の周期が乱れる2つの理由
では、具体的に私たちの体の中で何が起こっているのでしょうか。更年期に生理の周期が乱れる背景には、主に2つの大きな理由があります。
理由1:女性ホルモン「エストロゲン」の減少
長年、私たちの心と体を支えてきた「女性ホルモン」。その代表格である「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌量が、更年期になるとジェットコースターのように大きく揺らぎながら、次第に減少していくことが最大の原因です。
理由2:排卵しない月(無排卵月経)が増えてくる
正常な生理は、基本的に「排卵」があって成立します。しかし、卵巣機能が低下してくると、卵胞がうまく育たず、排卵が起こらない月(無排卵月経)が増えてきます。それで周期に変化が現れるそうです。
- 周期が長くなる(稀発月経)
子宮内膜が剥がれ落ちるきっかけを失い、生理がなかなか来なくなる。
- 周期が短くなる(頻発月経)
不安定な状態の子宮内膜が、ちょっとしたきっかけで剥がれ落ちてしまい、短い周期で出血する。
- 不正出血
生理でもないのに、ダラダラと少量の出血が続く。
このように、排卵の有無が、生理周期の乱れに直接的につながっているそうです。

まとめ:体の変化に気づいたら無理をしない。マイペースで過ごす
ついにきたかという感じのこの症状。仕方がない、当たり前のことと受け入れて、無理をせず、自分なりのペースでこの過ごしていきたいなと思います。
でも終わる!と思うと、あれだけ嫌だった生理だったのに、何か寂しい気分になりますね。
ただ、これはまだ始まりで、ここからが意外と長いそうなので、常に生理用品を持ち歩く習慣作りから始めたいと思います。